ダスキンは、東京都内2営業拠点で2台のEVを導入し、2023年9月1日から2024年2月29日まで、営業車両をEV（電気自動車）に切り替えることによる環境負荷軽減（CO2排出量削減）効果とランニングコスト、実用性等についての実証実験を実施することを発表した。
ダスキンは2021年6月策定「ダスキン環境目標 2030」で掲げた目標「2030年度までにグループ拠点におけるCO2排出量を46%減（2013年度比）」実現に向け、取り組みを進めているという。
現在、商品やサービスの配達に使用する営業車両は日本全国で10,000台以上稼働しており、今までも低排出ガス認定自動車導入の推進やドライバーへのエコドライブの教育などを実施。
今回、更なるCO2排出量削減を推進するため、EVの企画・開発を行うスタートアップ企業のASFの協力のもと、訪販グループの東京エリア2拠点において2台のEVを導入し、CO2排出量削減効果とランニングコスト、実用性等についての実証実験を行うとのことだ。
なお、同実験で得られた結果を基にEV導入計画を作成し、脱炭素社会の実現に取り組むとしている。
実証実験の概要
期間：2023年9月1日～2024年2月29日
車両情報：ASF社製「ASF2.0」2台
実施拠点：ダスキン入谷支店（東京都足立区）、ダスキン高松支店（東京都練馬区）
検証内容：
1．環境負荷軽減（CO2排出量削減）効果
2．季節変動要因による航続可能距離、ランニングコスト
3．EV運用における各種基礎データの取得
4．業務における実用性・車両性能検証