恵比寿ガーデンプレイスで飲料用容器シェアリングサービスの実証実験を9月1日より実施 ゼロウェイストを目指す取り組み

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サッポロ不動産開発は、飲料用のPETボトルや紙コップなどの使い捨て容器の削減を目指し、9月1日より同社が運営する恵比寿ガーデンプレイスにて、同施設内ワーカーを対象としたステンレス製の飲料用容器のシェアリングサービスの実証実験の実施を発表した。

容器シェアリングサービスで提供する飲料用容器
カフェ店舗での容器シェアリングサービスの利用イメージ

環境に配慮した暮らしの重要性や意義について生活者の理解や意識が高まってきている中、飲料用使い捨て容器の削減や飲料代の節約を目的としてマイボトルやマイカップを使用する人が増加している。

一方で、そうしたマイボトルやマイカップは環境面や経済面での利点があるものの、持ち運びによる不便さや洗浄の手間を感じることから、継続利用を諦めてしまうことが知られているとのことだ。

そこで、オフィス出社時にいつでも自由に清潔な容器を借りることができ、持ち運びや洗浄の手間がなく、飲料を飲むことができる飲料用容器のシェアリングサービスの事業展開を目指し、今回、実証実験を実施。

同実証実験では、事前にユーザー登録した利用者に対して、識別・認証用のQRコードを発行。利用者はQRコードを用いて、容器をいつでも自由に借りることができ、使い終わったら返却し、何度でも利用が可能。

返却された容器は、恵比寿ガーデンプレイス内で洗浄し、清潔に管理し再度利用者に提供して繰り返し利用する。

利用者は、容器を恵比寿ガーデンプレイス内のカフェ店舗で使用でき、一部店舗では飲料テイクアウト代の割引を受けられる他、共用区画に設置した無人カフェマシーンを利用することができる。昨年実施された実証実験では、同サービスのオペレーションに問題ないことが確認できたことに加え、オフィス内で使用される飲料提供用紙コップの廃棄量を72%削減できる定量効果を確認することができたとのことだ。

同社では、同事業を通じ、一時的に使うものを減らし、使う側のストレスや手間がない、時代に先駆けたサステナブルでスマートなオフィスライフを提案し、ワーカーの快適なオフィスライフの実現とゼロウェイストな未来の実現を目指すとしている。

【実証実験概要】

<日時>
9月1日~11月30日(※1)

<場所>
東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイス

容器貸出・返却場所:
・恵比寿ガーデンプレイス オフィスタワー棟1F ファミリーマート様横共用スペース
・恵比寿ガーデンプレイス オフィスタワー棟15F リフレッシュルーム内(貸出のみ)

飲料提供場所:
・恵比寿ガーデンプレイス オフィスタワー棟15F リフレッシュルーム

<対象者>
恵比寿ガーデンプレイス内オフィスワーカーのうち事前登録いただいた人 先着300名(予定)

【容器シェアリングサービス概要】

・サービス利用者は事前登録を行い、事前登録後に利用者毎に認証・識別用のQRコードを配布
・利用者は、QRコードを利用して所定の貸出場所において容器を借りることができる
・利用者は、恵比寿ガーデンプレイス内のカフェ店舗での飲料テイクアウト容器やオフィス内などでマイカップの代替として、同サービスで提供する容器と無人カフェマシーンを利用できる
・使用後は、貸出時と同様に二次元コードで認証したうえで、返却BOXに容器を返却
・返却された容器は運営側で回収・洗浄し、清潔に管理したうえで貸出場所に補充

容器シェアリングサービス利用イメージ

<サービス利用料>
・初期登録料:0円(※2)
・利用料:300円/月 (※3)(※4)

<協力パートナー店舗>
恵比寿ガーデンプレイス内の下記の店舗にて、同サービスの容器を持込むことで、テイクアウト飲料の割引を受けられる。

協力パートナー店舗一覧

(※5)

※1 予告なく変更する場合があり、その場合は実証実験参加ユーザーに連絡する
※2 実証実験につき、初期登録料は無償
※3 実証実験につき、初月のみ無償提供
※4 無人カフェマシーンを利用する場合は別途1杯あたりの利用料が必要
※5 最新の割引価格は店舗に確認

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