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清水建設、大量のエネルギー消費を伴う生産施設のCO2排出量を見える化 環境指標「F-CaS」を新たに制定

清水建設は、2050年のカーボンニュートラルを見据えて、大量のエネルギーを消費する生産施設の環境性能をCO2排出量の観点から数値評価する新しい環境指標「F-CaS(エフキャス:Factory Carbon Score)」を制定したと発表した。

F-CaSの特徴は、従来のZEB認証評価の対象外になっていた生産エリアの空調、照明、生産ユーティリティ、生産装置などのエネルギー消費量からCO2排出量を算出し、施設全体の環境性能をF-CaS値としてスコア化することだという。

F-CaS値とは、計画中の施設のCO2排出量とベンチマークを比較した値(新たな施設計画のCO2排出量/ベンチマークのCO2排出量)。

F-CaSの算出には、清水建設が独自に開発したシミュレーションツールを使用。このツールは、生産エリアの面積や生産スケジュール、空調能力、生産設備の熱源などのデータを入力することで、CO2排出量や化石電源の削減効果をビジュアルなグラフとして出力する仕組みであるとのことだ。算出に要する期間は3日程度だという。

都内の事業所における計算事例

清水建設は、F-CaS値に基づき、顧客のニーズに合わせた施設計画の提案や、CO2削減目標の達成、カーボンニュートラルに向けた中長期かつ総合的な支援を支援していくとしている。

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