ユニクロの親会社であるファーストリテイリングは、9月1日よりユニクロの代表取締役を異動すると発表した。
この異動により、現代表取締役会長兼社長の柳井正氏が代表取締役会長兼CEOに、現取締役の塚越大介氏が代表取締役社長兼COOに就任する。
■異動の背景
同社は、世界中で消費者に最も愛されるブランドになるため、高い目標を掲げ、グローバルに事業拡大を加速しているという。今般、次世代のチーム経営体制強化の一環として、現在ユニクロ事業のグローバルCEOを務める塚越大介氏が、グローバルヘッドクオーター機能を担うユニクロの代表取締役社長兼COOに就任。
これまで以上に、各国・各地域の経営者と共に築く次世代経営チームおよび各部門が連携し合うグループ一体の全員経営体制作りを加速し、経営の質を向上させていくとのことだ。
なお、ユニクロの現代表取締役会長兼社長の柳井正氏は、今後も代表取締役会長兼CEOとして、経営の意思決定および事業拡大をリードしていくという。また、柳井正氏は、ファーストリテイリングの代表取締役会長兼社長としても、これまでと同様にグループ全体の経営の意思決定ならびに経営執行を担っていくとしている。