大阪府豊中市、ヤマト運輸とフードドライブ事業開始 食品回収・運搬頻度の増加で食料品の配達が効率的に

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豊中市は、令和5年8月に締結した包括連携協定に基づき、9月よりヤマト運輸と連携したフードドライブ事業を開始すると発表した。

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同事業では宅配業務のノウハウを活かし、市職員が担っていた店舗から市社会福祉協議会までの食品の回収・運搬作業をヤマト運輸が行うという。

これにより、回収の頻度が増え、市社会福祉協議会がより効率的に子ども食堂や生活困窮者に食料品を配ることが可能となるとのことだ。

■フードドライブ事業の概要

平成30年度から、市・事業者・市社会福祉協議会が協力し、市内の余った食料品を回収し、子ども食堂や生活困窮者に配布するフードドライブ事業を実施。同市内完結型の活動は、令和2年度に消費者庁が創設した「食品ロス削減推進大賞審査委員会委員長賞」を受賞。取り組みは年々広まり、令和4年度は約8トンの食料品を回収・配布している。

■実施事業者及び店舗

●ダイエー
(ダイエーグルメシティ庄内店、ダイエー曽根店、ダイエー豊中駅前店、イオンフードスタイル豊中庄内店)
●生活協同組合コープこうべ
(コープ桜塚、コープ東豊中、コープ蛍池)
●光洋
(KOHYO SENRITO店、KOHYO阪急曽根店、MaxValu千里南町プラザ店、KOHYO豊中緑丘店)

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