大阪・西宮北口駅南東エリアに「阪急西宮ガーデンズ プラス館」開業 9月21日より 地上14階建ての複合施設

阪急電鉄と阪急阪神不動産は、阪急西宮ガーデンズ本館の西側で建設中の複合施設の名称を「阪急西宮ガーデンズ プラス館」とし、2023年9月21日に開業することを発表した。

阪急西宮ガーデンズ プラス館

西宮北口駅の南東エリアは、2008年に阪急西宮ガーデンズの本館がオープンし、2018年秋に別館とゲート館を増設。今回、同プラス館の開業をもって一連の大規模開発が完了となる。

プラス館は、「阪神間の豊かな自然環境との調和」という阪急西宮ガーデンズのコンセプトのもと、商業・オフィス・賃貸マンションからなる複合施設。

プラス館は地上14階建てとなっており、西宮北口駅や本館・ゲート館などの周辺施設との回遊性が高くなるよう、3階部分で歩行者デッキに接続。

各フロア構成については、1階および3階に、飲食・サービス店舗のほか医療機関などが、また4~9階には、教育施設・健診センター・金融機関などの来店型テナントのほか、サテライトオフィス「阪急阪神ONS西宮北口」や不動産総合案内所「阪急阪神すまいのギャラリー」がそれぞれ出店。

そして、10~14階は、入居者間のコミュニケーションを促すラウンジ等の共用施設が充実している賃貸マンション「ジオエント西宮北口」となっており、9月25日より入居開始としている。

また、阪急阪神ホールディングスグループでは、2020年5月に発表したサステナビリティ宣言のもとさまざまなSDGsにかかる施策を進めており、プラス館においても以下のような環境保全に向けた取組を実施するとのことだ。

●建物内の日射負荷低減による照明や空調負荷の軽減
●2階東側外壁の壁面緑化
●環境配慮型製品の活用(賃貸マンション共用部の間伐材を利用した家具、オフィス階のリサイクルカーペットなど)
●再生可能エネルギー由来の電力の導入

2階東側外壁の壁面緑化イメージ

阪急阪神ホールディングスグループは、プラス館の開業後も引き続き「西宮北口エリア」の活性化や沿線価値の向上に努めていくとのことだ。

■「阪急西宮ガーデンズ プラス館」の概要

施設構成

施設構成表
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