新宿メトログループは、1964年に創業し純喫茶の名店として59年の歴史を持つ「珈琲西武本店」を8月31日に閉店し、10月1日より「ハナミチ東京 歌舞伎町」へ移転オープンすることを発表した。
珈琲西武は、1964年に創業し、昭和をモチーフにしたモダンな雰囲気の喫茶店。店内は、ステンドグラスの照明を大きく導入したインテリアをはじめとする落ち着いた内装や音楽で、懐かしさを感じさせる空間となっているそう。薫り高い珈琲や、昔ながらのパフェなど豊富なメニューを取り揃えている。
同店が入っているメトロ会館の建て壊しに伴い、8月31日をもって営業を終了するとのことだ。
移転先の「ハナミチ東京 歌舞伎町」は、日本文化を歌舞伎町から発信するという目的のもと、ビル全体が和をテーマにした新宿の新たなランドマークビルで、新宿区役所の真裏に開業予定。
珈琲西武の象徴でもあるステンドグラスやソファー、照明などの装飾品は元の店舗から移設し、世界的にも有名な松本ステンドグラス製作所が手がけた新しいステンドグラスも配置するとのことだ。
【珈琲西武 本店】 ※8月31日 営業終了
・住所：東京都新宿区新宿3-34-9 メトロ会館 2F・3F
・営業時間：＜2階＞月～土 7:30～23:30、日・祝 7:30～23:00
＜3階＞月～金 12:00～23:30、土 11:00～23:30、日・祝 11:00～23:00
・連絡先：03-4589-8731
・席数：250席
【珈琲西武 本店（移転後）】 ※10月1日オープン
・住所：東京都新宿区歌舞伎町1-6-12 ハナミチ東京 歌舞伎町 2F
・営業時間：日～木 11:00～23:30、金土祝前 11:00～翌5:00
・連絡先：03-5332-5123（開店までの期間）
・席数：110席