バナナなど輸入フルーツのロス削減 スミフル、Kuradashiにて「フードロス削減フルーツセット」販売開始

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ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」を運営するクラダシは、スミフルジャパン(以下、スミフル)が「Kuradashi」に出品を開始したことを発表した。

クラダシとスミフルが連携

スミフルは、資源の有効活用や環境負荷への配慮から、バナナの廃棄削減活動の取り組みを実施。

同社で取り扱っているバナナをはじめとしたフルーツは、グループの生産会社であるスミフルフィリピン社が生産したものが中心だという。

財務省貿易統計のデータによると、2022年度のバナナ輸入数量は約105万トンで、日本で消費されているバナナのほとんどを輸入に頼っているが、産地における収穫や輸送時および国内における輸送時の衝撃によるキズなどの発生や出荷直前のキャンセルによって残ってしまったなど、流通の過程で一定数ロスが出てしまうとしている。

ほかにも規格基準から外れてしまったなどの理由で販売ができず余ってしまったものなど、まだ食べることができるのにさまざま理由でフードロスの危機になってしまうという現状があるとのことだ。

また、日本バナナ輸入組合の「第19回バナナ・果物消費動向調査」によると、フルーツを購入する際に「見た目がきれいなもの」を購入するという人が約36%を占め、消費者や小売の求める規格等の基準に合わせるためには、不揃いや規格外が理由で一定数ロスが出てしまう現状も。

そこで今回、流通の過程で発生するバナナをはじめとしたフルーツのロス削減を目指し、スミフルで取り扱いのあるフルーツを「Kuradashi」で販売することでフードロス削減に貢献するとしている。

また出品に際し、まだ食べられるのに通常の販路では販売できないフルーツを詰め合わせた、「スミフル『フードロス削減フルーツセット』」の販売を8月15より開始するとのことだ。

「スミフル『フードロス削減フルーツセット』」概要

提供開始日:2023年8月15日
販売価格:1980円(税込)
セット内容:
バナナ、パイナップル、パパイヤ、野菜・フルーツを利用した加工食品などを配達
※作物の生産状況に応じて内容が変更となる可能性あり

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