一般社団法人 SAVE OUR BEAUTIFUL OCEANによる「LOVE OUR BAY!海ごみゼロ!プロジェクト」は、2023年も千葉県内の海に近いサーフショップ5店舗に、ごみ拾い専用回収BOX「拾い箱」を設置し、海岸でのごみ拾い活動の促進と海洋ごみ削減に取り組むことを発表した。

同取り組みは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で実施するものとのことだ。

ごみ拾い専用回収BOX「拾い箱」

拾い箱の展開は、2021年からスタート。今年で3年目をむかえるという。

日頃からビーチクリーン活動に積極的なサーファーを中心に海でのレジャーを楽しむ人々へ、海洋ごみ削減のため、ごみ拾いの呼びかけを行い、ごみ拾い活動に参加するキッカケを作るとともに、日常的なごみ拾いの際のごみ処理問題を解決することを目的として各地に拾い箱を設置しているとのことだ。

今回も、千葉県内の一宮、いすみ、勝浦、館山の4か所の人気サーフスポットにあるサーフショップが協力し、8月から来年の3月まで、拾い箱の設置とごみ拾い活動の呼びかけを実施。

設置イメージ(DEEP SURF

なお今回の拾い箱は千葉県も協力し、サーフィンをしているチーバくんと、ごみ拾いをしているチーバくんが描かれ、サーファーにも親しんでもらうとともに、レジャー客にも目を止めてもらえるようデザインしたとのことだ。

なお今後は、この拾い箱展開期間中に拾われたごみの種類や量などの定点調査を行い、拾い箱の使用状況や各エリアでの海洋ごみの実態などを調べて行く予定としている。

<拾い箱実施概要>

設置期間:
2023年8月~2024年3月まで

設置場所:
●DEEP SURF(千葉県長生郡一宮町一宮10126-2)
●SEQUENCE(千葉県長生郡一宮町東浪見7500-8)
●SURF SHOP RIKKY’S(千葉県いすみ市岬町江場土2104-1)
●MALIBU POINT(千葉県勝浦市串浜1227-2)
●SURFCO(千葉県館山市大神宮116-5)