JR山手線・八王子駅で対話型AI「AIさくらさん」実証実験を実施 乗り換えや駅周辺情報・外国人観光客の案内に対応

ティファナ・ドットコムは、同社が提供するクライアント側で登録・チューニング作業をすることなく利用できる対話型AI「AIさくらさん」が、2023年7月よりJR八王子駅で実証実験を開始したと発表した。

対話型AI「AIさくらさん」

AIさくらさんは、JR東日本グループが実施した「案内AIみんなで育てようプロジェクト」にて、2018年から実証実験に参加し、東京駅を含む多数の駅で利用者の案内を行ってきたという。

現在は、JR山手線の4駅(秋葉原駅、池袋駅、品川駅、渋谷駅)、千葉県のJR京葉線海浜幕張駅、新習志野駅、幕張豊砂駅にも導入され、案内サービスを提供。

今回、さらにサービスを拡大させ、多くの駅利用者へ案内を行うために、八王子駅でもAIさくらさんの実証実験の実施に至ったとしている。

AIさくらさんは八王子駅改札近辺に設置され、駅構内や乗り換え案内を駅係員に代わって対応。

また、八王子駅周辺の観光地や飲食店など周辺施設の案内もできるため、利用者が迷わずスムーズに目的地に到達できるようサポートするという。

さらに、インバウンド需要の拡大に応えるため、日本語・英語・中国語(繁体字・簡体字)・韓国語といった4言語に対応し、外国人観光客の案内も可能とのことだ。

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