大和ハウスG、物流総合効率化法に基づく物流事業をサントリーHDと開始 美川第2共配センターの敷地内に自動倉庫を完成

大和ハウスグループの若松梱包運輸倉庫は、2023年8月4日に美川第2共配センターの敷地内に自動倉庫を完成させ、環境に配慮した効率的な物流事業の展開を開始すると発表した。

美川第2共配センターの敷地内に自動倉庫を完成

荷主であるサントリーホールディングスと共に、物流総合効率化法の適用を受けるとしている。

物流業における人手不足や2024年問題、物理的な輸送の困難化など深刻な問題が高まる中、新倉庫の建設はこれらの課題に対応するものであるとのことだ。さらに、CO2排出量の削減率が最も低調な物流業界において、効率化と環境への配慮が一体となった施策であるとしている。

新倉庫は、自動化保管装置と倉庫管理システムによる在庫管理装置を備えていると発表。これまで以上の保管量と効率性を併せ持ち、繁忙期の在庫集約や横持ち運送の激減により、業務効率の向上と環境負荷の軽減に大きく寄与するとのことだ。

【倉庫概要】
①土地建物敷地面積:15,356.17㎡(4,645.24坪)
建物構造:鉄骨造2階建
建築面積:5,933.21㎡(1,794.80坪)
延床面積:16,490.62㎡(4,988.42坪)
②機械装置種目:飲料/酒類製品を保管する大規模なパレット自動倉庫
保管料量:8,640パレット(ビールパレット換算)
設備仕様:30m級スタッカークレーン6台
周回式有軌道搬送台車9台
パレットコンベア(ピッキングステーション4台)

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