全国のふるさと納税利用者、昨年より約150万人増加し約890万人 東北地方は利用率が低いことが明らかに

主要19サイトを横断比較できる「ふるさと納税ガイド」は、都道府県別の「ふるさと納税の利用者数」「ふるさと納税の利用率」「ふるさと納税の平均寄附金額」について算出した結果を発表した。

なお、この結果は、総務省のふるさと納税ポータルサイトで公開されているデータを基に独自に算出したものとのことだ。

■ふるさと納税「都道府県別の利用者数」

ふるさと納税の利用者数は日本全体で約890万人で、昨年の約740万人から約150万人増加。福岡県と北海道が逆転している点を除くと、人口の多い順と同じ順位であった。なお、BEST10の順位は昨年と全く同じとなった。

都道府県別の利用者数

■ふるさと納税「都道府県別の利用率」

また、ふるさと納税の利用率は日本全体で14.9%で、昨年の12.45%から2.45ポイント上昇した。利用者数ではBEST10圏外だった京都府、奈良県、滋賀県がランクインし、大阪府と兵庫県を加えると、BEST10のうち5つが関西地方が占める結果となった。一方、東北地方はふるさと納税の利用率が低いことがわかった。

都道府県別の利用率

■ふるさと納税「都道府県別の平均寄附金額」

ふるさと納税利用者の平均寄附金額は日本全体で10万2666円であった。平均寄附金額は東京都が1位になったが、2位以下を見ると「利用率」や「利用人数」とはあまり相関の無い結果となった。

都道府県別の平均寄附金額
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