ユビ電は、関西エアポートが運営する大阪国際空港(伊丹空港)の駐車場に、普通充電用コンセント184基を導入すると発表した。
関西エアポートが提供する駐車場予約サービスで予約可能な北立体駐車場①(3F:全84車室)および南立体駐車場(2F: 全100車室)の全184車室において、EV充電用3kWコンセントを設置し、スマートフォン一つですぐに利用できるWeCharge電気自動車充電サービスを提供するという。
EV充電用3kWコンセントでは、12時間の駐車時間で約250km走行分の充電が可能とのことだ。
これまで空港には、ごくわずかな急速充電器が1〜数基設置されている状況が一般的であり、EV充電車室の利用には制約があったという。
今回の取り組みでは、予約可能な184車室にEV充電用コンセントをそれぞれ184基設置。これにより、EV利用者は「確実に充電ができる安心感」を得ながら、大阪国際空港を訪れることができるだけでなく、旅行や出張を終えて空港に到着した際には、充電が完了したEVにすぐに乗ることができ、スムーズな帰宅が可能になるとしている。
同取り組みは、国の「クリーンエネルギー自動車の普及促進に向けた充電・充てんインフラ等導入促進補助金」における充電インフラ補助事業を活用し、2024年初頭に導入工事が完了しサービス開始予定とのことだ。