羽田みらい開発は、羽田空港に隣接する羽田空港跡地第1ゾーン整備事業(第一期事業)において大田区と官民連携で開発を進める大規模複合施設「HANEDA INNOVATION CITY」(以下、HICity®)が、2023年6月30日に全体竣工したと発表した。
なお、一部エリアは2020年7月に先行オープン済みだが、施設全体のグランドオープンは2023年11月を予定しているとのことだ。
HICityは、「先端」と「文化」の境界を越えた交流を誘発し、新たな価値創造を実現する日本初のスマートエアポートシティとなっている。
延床面積約13万平方メートルを超える建物に、研究開発施設・オフィス、先端医療センター、イベントホール、宿泊施設、日本文化体験施設、飲食施設などを中心とした、多彩な施設が集積。
また、施設整備に加え、自動運転バスや自立走行ロボットの実証実験、屋内外での音楽ライブ、定期開催のイベントなど、多彩なソフトの仕組みも備えているという。
なお、今回新たに竣工されたのはZONE A・B・Cの施設。「ZONE A」には藤田医科大学東京の先端医療研究センターとホテルメトロポリタン 羽田が、「ZONE B」には研究開発施設/オフィスが、そして「ZONE C」にはterminal.0 HANEDAが設置されるとのことだ。
【HANEDA INNOVATION CITY概要】
施設名称:HANEDA INNOVATION CITY
事業主体:羽田みらい開発
主要機能:
先端モビリティセンター、先端医療研究センター、研究開発拠点、区施策活用スペース、会議研修センター、ライブホール、文化体験商業施設、水素ステーション、交流・連携スペースなど
所在地:東京都大田区羽田空港一丁目1番4号
交通:京浜急行電鉄空港線・東京モノレール「天空橋駅」直結
敷地面積:約5.9ha
延床面積:約131,000平方メートル
規模:地上11階・地下1階
スケジュール:2020年7月まち開き(一部先行開業済)、2023年11月グランドオープン