コカ・コーラとコカ・コーラ ボトラーズジャパンは、山梨県丹波山村および東京都八王子市と、それぞれ協定を締結し、東京都東久留米市にある、コカ・コーラ ボトラーズジャパン多摩工場周辺流域における持続可能な水資源の保全を推進すると発表した。

コカ・コーラ カンパニーの新たな活動

これは、2021年に米国のコカ・コーラ カンパニーが策定した「責任ある水の利活用と水資源保全のためのグローバルフレームワーク(以下、2030年水資源保全戦略)」に基づく新たな活動となっている。

同戦略では、「OUR OPERATIONS(工場の運営)」「OUR WATERSHEDS(流域)」「OUR COMMUNITIES(地域社会)」の3つの観点で持続可能な水資源の保全と利活用を推進するとのことだ。

今後、コカ・コーラとコカ・コーラ ボトラーズジャパンは両自治体と連携した水源涵養活動を通じて2030年までの多摩工場の水源涵養率100%の達成を目指すほか、流域全体の健全化や生物多様性の保全にも取り組むという。

また、同活動により日本のコカ・コーラシステムでは、最終製品を製造する全国21工場周辺の19流域すべてにおいて、2024年末までに100%以上の水源涵養率を達成できる見込みとのことだ。