NTTドコモは、スマートフォンの普及に伴うデータトラフィックの増大により、都内4エリア(新宿、渋谷、池袋、新橋)での通信品質改善の取り組みを発表した。

具体的な対策としては、基地局ごとのカバーエリアの調整(電波照射の角度調整・指向調整・出力調整)、周波数間の偏りをなくす分散制御(基地局設備の設定値変更)、基地局設備の増設(5G設備増設、4G設備増設)が行われたとのことだ。

渋谷駅山手線・埼京線ホームにおける通信品質については、駅改良工事に伴い、2023年2月から屋内アンテナを一時的に取り外す必要が生じたという。

現在、屋内アンテナの再設置工事を2023年9月目途に実施する予定であり、その準備が進められているとのことだ。

また、ドコモは全国エリアでの通信品質向上の取り組みを続けると発表した。具体的には、「カバーエリアの調整」「周波数間の分散制御」ならびに、「5G/4G設備増設や基地局の新設」等、抜本的な通信品質改善へ向けた対策を積極的に実施するとのことだ。