東京・八丈島初のEVカーシェアリング事業開始 EV軽自動車日産サクラ5台を「八丈ビューホテル」に配置

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REXEVは、東京都八丈島八丈町にて電気自動車(EV)カーシェアリング事業の支援を開始したと発表した。

7月19日に行われたオープニングセレモニーの様子

REXEVは東京都の「ゼロエミッション東京の実現に向けた技術開発支援事業」で採択されている「EV蓄電池アグリケーションによる大規模VPP事業」を活用して、同取組を行っているという。

同社がスマート充電器と連携したカーシェアシステムを提供したほか、八丈ビューホテルが充電設備を、凛桜堂がEV車両を提供するなど、多くの八丈島関連企業が協力しEVカーシェアリング事業実現に至ったとのことだ。

今回、日産自動車ならびに日産自動車販売の協力のもと、EV軽自動車日産サクラ 5台を「八丈ビューホテル」駐車場に配置。

EV軽自動車日産サクラ 5台を「八丈ビューホテル」駐車場に配置

また、REXEVのスマート充電器により電力需給状況および利用時間に合わせた最適な充電制御を行い、災害時においては地域の準避難所に指定されている八丈ビューホテルへの放電も可能とし、観光客への利便性だけでなく、島民の暮らしにおいても重要な役割を担うとしている。

八丈島は美しい自然環境が広がることで知られ、羽田空港から飛行機で約50分という身近さから、リゾート地としても根強い人気がある。しかし、離島であるがゆえに、人手不足や燃料コスト等の高騰によるタクシー・レンタカー不足という、観光面での課題を抱えている。

一方環境面では「クリーンアイランドを目指す町」として、自然環境の保護と活用、環境負荷の低減に取り組んでいるとのことだ。

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