【エコなスマホケース】人と社会に役立つ人になりたい|村山千夏のサステナブック

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日々の暮らしのなかにあるサステナビリティを紹介する特集「サステナブック」。第3回に登場するのは、俳優・タレントの村山千夏さん。ドラえもんの映画をきっかけにサステナビリティと向き合うようになったと語る村山さんが、エコな素材で作られたスマホケースを紹介。

【プロフィール】
村山千夏さん
SNSで身近なサステナビリティを発信している、現役高校生の俳優・タレント。2023年は舞台『ゲートシティの恋』に出演。8月25日に映画『#ミトヤマネ』の公開を控えている。

土へと還る天然素材から作られたスマホケース

出典:ojnn(https://ojnn.official.ec/)

——今回ご紹介いただく商品・サービスについてお聞かせください。

私が普段から愛用しているサステナブルなアイテムの1つ、ojnnのスマホケースを紹介します。このスマホケースは小麦や竹といった天然素材から作られているので、捨てる際には有機性廃棄物として堆肥になる環境に優しいアイテムです。私は黒を買ったのですが、他にも白やピンク、ブルーもあります。

——このスマホケースとはどこで出合ったのですか?

エシカルな暮らしLAB」というエシカル商品のセレクトショップで出合いました。ojnnのスマホケース以外にも、グルテンフリーのカヌレやサンゴに優しい日焼け止めなど、環境に配慮されたものが並んでいました。

私なりのサステナビリティ

——サステナビリティに興味を持ったきっかけを教えてください。

数年前に映画『ドラえもん のび太と雲の王国』を観てから考えが変わりました。気候変動や環境破壊がテーマの映画で、私たち人類が地球に悪い影響を与えていることを知ったんです。ドラえもんが伝えたかったことを深く知るために、いろいろと調べ始めました。

——サステナブルな取り組みをしている企業やサービスを意識しますか?

以前、再生可能エネルギーを提供している「みんな電力」さんのイベントに参加したことがあります。参加者は40~60代の方が多かったのですが、SDGsに対する意見交換ができて、次の世代としてバトンを渡していただいた気がします。皆さん将来の子どもたちがより良い生活をできるように考えてくださっていて嬉しかったので、まずは自分ができることから始めようと思いました。

——生活のなかで、ご自身が意識して取り組んでいるサステナビリティはありますか?

日頃からなるべくプラスチック製品の利用を控えて、CO2排出の削減に貢献しているアイテムを選ぶようにしています。例えば愛用しているリュックは「AIRPAQ」というブランドのもので、廃棄される自動車のエアバッグやシートベルトなどを再利用して作られています。ほかにも、お米は無洗米でとぎ汁を出さないようにしています。

——SDGsには17の項目がありますが、なかでも気になるものはありますか?

環境問題以外には「ジェンダー平等を実現しよう」です。女性だからという理由で教育や仕事が限定されている国や地域がありますよね。将来はそういったことをなくす活動をしたいので、たくさんの人の声を拾うために英話を勉強しています。また、ユニバーサルデザインを学びたくて、色彩検定のUC級(色のユニバーサルデザイン)を取得しました。

上から目線に感じるかもしれませんが、困っている人を助けるような社会の役に立つ人になりたいです。これからは海外にも足を運んで、いろんなことを実際に見聞きしたいと思っています。

——今後、私たちはサステナビリティとどのように向き合うべきだと思いますか?

私の感覚では、サステナビリティと向き合っている若者は少ない印象があるので、簡単に楽しく学べるように発信する必要があると思います。友人曰く、SDGsは項目もたくさんあり難しいと感じているようです。でもマイバッグやマイボトルはみんな持っていますよね。私もですが、人は自分がやっていないことは真似したい生き物だと思うので、みんなが真似できるように広めることが大事ではないでしょうか。

まだまだ知識は浅いのですが、SNSで発信すると好意的なコメントをいただくこともあるので、これからも楽しく学んで楽しく発信していきたいです。

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