パーソルホールディングスは、今期より「男性育休取得促進」を新たな目標として公表しており、その第1弾として、パーソルイノベーションが提供するコミックを使ったe-learning「コミックラーニング」を活用、『マンガで読む、男性育休における「育児目的休暇」を知る!』をグループ全社に発信したことを発表した。
グループ社員に対する制度周知や事例発信、研修などを実施すると共に、風土醸成施策をさらに強化していくとのことだ。
パーソルグループは、人的資本の柱の一つとして「多様な人材が活躍する基盤の構築」を掲げ、DI&Eを経営における重要な要素として位置づけている。
今期からは、これまで目標として掲げてきた女性管理職比率の向上に加え「男性育休取得促進」を重要指標と位置づけ、2025年度までに男性育休取得率100%の目標を新たに設定。
今後1カ月以上の取得が進んでいくように、状況の把握や環境整備を行っていく予定とのことだ。
男性育休の取得を促進していくため、グループ内の風土醸成をさらに強化する最初の取り組みとして、「育児目的休暇」(以下、育休)をわかりやすく伝えるコンテンツをグループ内に発信。
すでにパーソルグループ各社では育休制度が整備されており、64.8%の男性社員が育休を取得しているが、まだ育休の目的や詳細を把握していない社員にも制度について知ってもらい、今後活用してもらうために今回のコンテンツを制作・発信に至ったとのことだ。
また同コンテンツは、パーソルイノベーションのe-Learningにコミック教材を活用した研修ツール『コミックラーニング』の協力のもと作成。
育児目的休暇の定義から取得時の勤怠管理システムの入力方法まで、意外と社員が分からないポイントをわかりやすく漫画で伝えているという。
パーソルは今後も引き続き男性育休の促進のため、さまざまな取り組み・発信を実施していくとのことだ。