PayPayは、キャッシュレス推進協議会が公表した「コード決済利用動向調査」の2022年の年間決済金額と決済回数において、共に約67%のシェアとなったことを発表した。

また、2022年のキャッシュレス決済回数において、コード決済が初めて交通系など事前チャージ型の電子マネーを超えたことがわかったとのことだ。

コード決済利用動向調査

経済産業省が公表した調査結果によると、2022年の日本のキャッシュレス比率は36.0%の111兆円と順調に推移し、2025年の目標40%に向かって順調に推移しているという。

決済回数においては、キャッシュレス決済全体で約300億回、そのうちコード決済が前年比44%増の約70億回、電子マネーが約59億回となり、コード決済が初めて電子マネーを上回る結果に。

決済の多様化が進む中、日常生活における決済シーンでコード決済が浸透し、クレジットカードに次ぐキャッシュレス手段として定着しているとしている。

PayPayは、2018年10月にコード決済サービス「PayPay」の提供を開始し、2022年の「PayPay」単体の決済取扱高は約7.3兆円、決済回数は約47億回と、国内コード決済におけるシェアが約67%となったという。

同社は今後も、国を挙げてキャッシュレス決済を推進する中、PayPayとPayPayカード共にグループ一丸となって、キャッシュレスの拡大とキャッシュレス市場におけるシェアの拡大を目指していくとのことだ。