学情は、20代社会人を対象に「勤務形態」に関するアンケート調査を実施し、その結果を公表した。
新型コロナウイルス対策として急速に拡大したテレワーク。行動制限の緩和や5類移行を受け、各社が出社とテレワークのバランスを模索している。完全にテレワークへ舵を切る企業もある一方、出社頻度を増やす動きも広がっており、20代のビジネスパーソンは、どのような勤務形態を望んでいるのかアンケートを実施したとのことだ。
■現在の勤務形態は「出社」が最多。次いで「テレワークと出社の組み合わせ」
「新型コロナウイルスの感染法上の区分が5類に移行後、どのような勤務形態で仕事しているか」を質問したところ、「出社」が70.0%で最多となった。次いで「テレワークと出社の組み合わせ」が25.4%、「テレワーク」が4.6%と続いた。
■希望する勤務形態は「テレワークと出社の組み合わせ」が最多
「勤務形態を選択可能な場合、どの勤務形態を希望するか」という質問では、「テレワークと出社の組み合わせ」が65.8%で最多という結果に。次いで、「テレワーク」が17.7%、「出社」が16.5%となった。
「テレワークは働きやすいものの、毎日だとコミュニケーションが取りにくいと思う」「仕事内容に応じて、働く場所を柔軟に調整したい」「テレワークと出社を組み合わせることで、メリハリをつけて働けると思う」といった声が寄せられたとのことだ。
【調査概要】
調査期間:2023年6月20日~2023年6月28日
調査機関:学情
調査対象:20代社会人(20代専門転職サイト「Re就活」/Webメディア「20代の働き方研究所」のサイト来訪者)
有効回答数:260名
調査方法:インターネットでのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合がある。
<参考>
学情『「勤務形態」に関する調査』