セブン‐イレブン、「手巻おにぎり」パッケージのプラスチック使用量を約30％削減 バイオマス素材の配合増加・従来より薄肉化
セブン‐イレブン・ジャパンは、オリジナルフレッシュフードの「手巻おにぎり」のパッケージについて、石油由来のプラスチック使用量の削減の取り組みとして、バイオマス素材の使用量を増やし、さらに薄肉化したフィルムに変更することを発表した。
新しいフィルムは7月4日より順次、全国のセブン‐イレブンにて切り替えを進めていくとのことだ。
セブン&アイグループでは、グループの環境宣言「GREEN CHALLENGE 2050」におけるプラスチック対策として、オリジナル商品で使用する容器を2030年までに50％、2050年までに100％環境配慮型素材に切り替える目標を掲げている。
セブン‐イレブンの「手巻おにぎり」のパッケージは、従来もバイオマス素材の配合や薄肉化を行っていたが、今回さらなる削減を目指し、パッケージの機能性は維持しながら、これまで難しいとされたポリプロピレン原料のバイオマス素材への置き換えとさらなる薄肉化を実現。環境負荷をより低減したパッケージの導入が可能となったという。
これにより、石油由来のプラスチックの使用量を1枚当たり約30％削減することにつながるとしている。
セブン‐イレブンは今後も、安全・安心で環境に配慮した商品の開発を進めていくとのことだ。