スキルの可視化と向上を支援する“AIアセスメントカンパニー”のレアジョブは、20代から50代までの社会人英語学習経験者に向け「英語学習に関する調査」を実施。

調査の結果、ビジネス英語学習経験のある社会人の英語学習時間3,170時間のうち、実際にネイティブスピーカーとの会話を通して学習した時間は1%以下と、会話による学習時間の著しい不足が明らかとなった。

◆調査サマリー

①英語の「アウトプット学習」が顕著に不足
②旧帝大卒業でも、約9割が自信を持ってビジネス英語を話せない
③リスキリングで英語学習を行った人は、賃金向上が他のスキルと比べて顕著に高い

・ビジネス英語学習経験のある社会人のうち、約6割(59.9%)がコロナ禍の落ち着きや昨今の円安・物価高に伴って、条件の良い外資系企業や海外で働きたいと回答。ビジネスパーソンの「外貨志向」が高まる状況が明らかに。
・ビジネス英語学習経験のある社会人のうち、約8割(79.8%)が「知識インプット型英語学習」主体。
・旧帝国大学(東京大学・京都大学・東北大学・九州大学・北海道大学・大阪大学・名古屋大学)卒業者のうち「仕事で英語を自信を持って話せる」のは約1割。(11%)
・会話主体の英語学習経験が50時間未満・以上で、「ビジネス英語習得率」に倍以上の差が発生(50時間未満では23.5%、50時間以上では48.5%)
・1人あたりの生涯学習時間3170時間のうち「ネイティブスピーカーとの会話による学習」1%以下(1人あたり30時間)顕著な「アウトプット不足」が明らかに。

20代から50代までの社会人英語学習経験者に向けて、「社会人の英語学習実態調査」を実施。ビジネス英語学習経験のある社会人の英語学習時間3,170時間のうち、実際にネイティブスピーカーとの会話を通して学習した時間は1%以下と、会話による学習時間の著しい不足が明らかとなった。

◆社会人の英語学習実態

①コロナ禍の落ち着きや、昨今の円安・物価高に伴って、およそ5人に3人(59.9%)が条件のよい外資系企業・海外で働きたいという「外貨志向」が高まったと回答。

②コロナ禍の落ち着きに伴って、約6割(56.5%)が英語学習への意欲が高まったと回答。最も多い理由は「英語が必要な仕事に関わるため」(57.5%)

➂社会人英語学習者のうち、「インプット主体型」で英語を学習している人は約8割。

④社会人英語学習者の生涯英語学習時間3170時間のうち、実際にネイティブスピーカーと話して英語を学習した時間は1%以下(0.95%)

⑤旧帝国大学卒業者のうち、ビジネス英語を自信を持って話せるのは10人に1人(11%)

⑥会話主体の英語学習経験が50時間未満・以上で、「ビジネス英語習得率」に倍以上の差が発生。(50時間未満では23.5%、50時間以上では48.5%)

⑦リスキリングスキルの選択肢のうち、賃金向上経験者の平均向上額が最も高かったのは英語学習。英語学習とその他(プログラミング・AI機械学習関連・デジタルマーケティング)では年間で40万円以上差。

⑧年収1000万円以上のビジネスパーソンのうち、約8割(78.9%)が「会話主体型の英語学習」を支持。

「英語学習に関する調査」調査概要
・期間:2023年4月14日~2023年4月24日
・調査対象サンプル数:400人
・年齢:20代~50代
・エリア:全国
・調査方法:インターネット
・条件:TOEIC®L&Rスコア700点以上の社会人男女

<参考>
レアジョブ調べ
「英語学習者の”スピーキング学習”は3,170時間のうち1%以下」調査で判明
~円安・物価高で「外貨志向」高まる中、ビジネス英語のリスキリングで「5万円/月」以上収入アップしているという結果も~