日本人と外国人の“両目線”を生かした動画で自治体や企業の外国人へのアプローチを支援するTokyo Creativeは、昨今の円安ドル高が続く状況を受けて、日本以外の国籍をもつ外国人(欧米豪86%・アジアそのほか14%)に、「日本旅行時の予算とその使い方」に関する英語での調査を実施したと発表した。
まとめ
「日本旅行時の予算とその使い方」について質問したところ、$51-$100が1日当たりの旅行予算(宿泊費を除く)のボリュームゾーンという結果になったという。
また、日本旅行で最もお金を使いたいこと1位は、神社仏閣訪問や温泉など日本らしさを感じる体験で、円安ドル高の影響で「食事」「お土産」「日本らしい体験」「宿泊施設のアップグレード」を検討したり「滞在期間を延長」をしたりした外国人は3割超ということも判明。
調査内容
Q.日本旅行をする際の宿泊費を除く1日当たりの予算は?(米ドル)
一番多いのは「$51-$100」297人、次いで「$101-$150」207人という結果に。これにより、外国人旅行客のうち、約半数にあたる人が1日当たりの旅行予算は「$51-$150」ということや、「$251」以上と回答した人は2割弱いることも判った。
Q.日本旅行の際に、最もお金を使いたいと考えていることは何ですか?
1位は「日本らしい体験(温泉、茶道、神社仏閣訪問など)」で、全体の4割が回答。次いで食事、買い物、宿泊施設、自然体験、交通機関、テーマパーク、お土産という結果に。
Q.円安ドル高は、日本旅行の計画に何か影響を与えますか?
円安ドル高により、日本旅行の計画に何か影響があった人は全体の約3割にとどまり、66%は影響しないと回答。
円安ドル高が日本旅行の計画に影響があると回答した人に、その分の金額を日本旅行での追加予算とする場合の使用用途について聞いたところ、「食事」「お土産」「日本らしい体験」「宿泊施設のアップグレード」に留まらず、「滞在期間を延長した」という声も多数みられたとのことだ。
【調査概要】
調査テーマ:「日本旅行時の予算とその使い方」に関する調査
調査対象:⽇本以外の国籍をもつ外国⼈1,006⼈
調査期間:2023年3⽉24⽇〜3⽉30⽇(日本時間)
調査⽅法:Tokyo Creative コミュニティへのインターネット調査(質問と回答ともに英語使⽤)
<参考>
Tokyo Creative
外国人1,006人に聞く、日本旅行の“予算”に関する調査