6月22日、アメリカのソフトウェア企業Spideroakが衛星のデータやコマンドを保護するセキュリティソリューション「OrbitSecure」の最初の軌道上実証に成功したことを発表しました。

OrbitSecureはブロックチェーンを活用して、データやコマンドを意図した受信者にのみ届くようにアクセス制御を強制します。Spideroakは、2023年1月に打ち上げられたBall Aerospace社の衛星にOrbitSecureを搭載して、今回の軌道上実証を行いました。

SpideroakのCEOを務めるデイブ・ピアラ氏は「ほかのサイバー関連ソリューションは地上でしか実証されていませんが、Ball Aerospace社との今回の成果(軌道上実証)は、当社の市販品のソフトウェアが、地上と同様に軌道上でも機能することを証明するものです」と述べています。

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参考

Spideroak Demonstrates Successful Deployment of Orbitsecure