美容室向け化粧品の総合メーカー日華化学デミ コスメティクスのスカルプケアブランド「DEMI DO(デミドゥ)」は、全国の20代~50代女性を対象に「顔のケアと地肌のケアの意識調査」を実施し、結果を公表した。

顔のケアと地肌のケアの意識調査

1.地肌ケアを行っている人は顔のケアを行っている人と比較して半数以下である

調査対象者に「顔と頭の皮膚が1枚の皮膚でつながっていることの意識があるか」を質問したところ、全体の約2人に1人の55.6%が「意識がある」ことがわかった。

しかし、エイジングケアなどを含むケアの実践に関しては「顔のケアを行っている」人が30.8%に対して、「地肌のケアを行っている人」が13.9%と約2倍の意識の差が出たとのことだ。

2.顔と地肌の皮膚がつながっている認識があるものの、老化したという意識には約4歳もの差があることが判明

顔と地肌の皮膚が1枚でつながっている意識があると調査対象者の約半数が回答しているものの、老化した年齢の意識には、顔は平均で32.6歳。一方で、地肌は平均37.1歳と約4歳の差があった。

それにより、顔と地肌ではエイジングケアをはじめようと思う年齢のタイミングが異なることもわかったという。

エイジングケアをはじめようと思う年齢のタイミング

3.地肌のケアをはじめるきっかけは年齢による髪悩みが気になってからと約6割が回答

実際に顔のケアを行っている人のうち、はじめるきっかけとなったのは「年齢によるサインが出はじめたから」の32.5%についで「どちらかというと予防のため」が27.1%と、現状への対策だけでなく将来を見据えてはじめる人が多い結果となった。

しかし、地肌のケアを行っている人は「年齢によるサインが出はじめたから」の41%についで「どちらというと年齢によるサインが出はじめたから」が20.1%と、年齢による髪悩みが出たことをきっかけにはじめる人が多く、ケアをはじめる目的と意識にも違いがあることがうかがえる。

ケアをはじめる目的と意識

4.身体の中で最も皮脂と汗が出やすい場所が地肌という事実は7割が知らない

身体の中で最も皮脂と汗が出やすいところがどこだと思うかを質問したところ、32%が地肌と回答し、ついで「顔」30.7%、「手」17.4%、「足首より下」10.9%と回答。

地肌は一般的に皮脂の分泌量が多いと言われる顔のTゾーンの2倍以上と、身体の中で最も皮脂の分泌量が多く、また汗腺は手のひらや足の裏に次いで多いため、1日に約700~900mLもの汗をかくが、7割の人は地肌が最も皮脂と汗が出やすい場所とは認識していないという結果となってなった。

身体の中で最も皮脂と汗が出やすいところ

【調査概要】
調査対象者:性別:女性/年齢:20歳~59歳
調査数:1,000人
調査期間:2023年4月20日~24日
調査方法:インターネット

<参考>
DEMI DO(デミドゥ)」『顔のケアと地肌のケアの意識調査