国内フードバンク団体の全国的なネットワーク組織である一般社団法人全国フードバンク推進協議会は、加盟フードバンク37団体と共に、7月から8月の給食のない夏休み期間中に子どものいる困窮世帯に集中的な食料支援を行うことを発表した。
全国フードバンク推進協議会および加盟フードバンク37団体は、各地域の行政や社会福祉協議会、小中学校などの教育機関などと連携して食料支援活動を行うことで、これまで把握することのできなかった生活困窮世帯の早期発見や早期支援を目的として「第5回フードバンクこども応援全国プロジェクト」を実施するという。
物価高騰や新型コロナウイルスの影響により、生活困窮世帯の増加や社会的な孤独・孤立の問題が深刻化している今、目標支援世帯数を30,000世帯として、子どものいる困窮世帯に対する食料支援を全国的に拡大するとのことだ。
■プロジェクト概要
名称:第5回フードバンクこども応援全国プロジェクト
目標:全国で30,000世帯への食料支援
実施期間:2023年7月1日~8月31日
参加団体数:37団体
活動内容:給食のない夏休み期間中に子どものいる困窮世帯に対して集中的な食料支援活動を行う
■過去に実施した同プロジェクトの支援世帯数
第1回目:延べ14,011世帯
第2回目:延べ10,659世帯
第3回目:延べ17,675世帯
第4回目:延べ28,565世帯