アフターコロナの女性の悩み、「疲れ」が47%で最多 活動の活発化で「時間的ゆとりがない」人も増加傾向

HAPPY WOMAN実行委員会は、「チョコラBBブランド(以下、チョコラBB)」を販売するエーザイコンシューマーhhc事業部と2020年より「働く女性の意識・行動実態調査」を実施しており、4年目となる2023年度は、コロナ禍の収束に伴う女性の悩み変化を中心に調査を実施し、結果を公表した。

調査結果(一部抜粋)

コロナ収束と共に症状や悩みが変化。昨年同様に「疲れ」が最多で47%と約半数の女性が感じている結果に。一方、昨年2位だった「運動不足」が巣ごもり解消の影響か減少し5位に。

「現在のからだの悩み」に関しては、昨年同様「精神的・肉体的な疲れ(イライラ、疲れが取れないなど)」が圧倒的に最多は変わらない結果に。

「皮膚トラブル(肌荒れ、ニキビ吹き出物,湿疹、皮膚炎、やけど、キズ、シミ、あせもなど)」、は25%と4人に1人が悩んでいる事がわかった。また、昨年2位だった「運動不足による体力/気力低下」が減少し5位となり、コロナ収束に伴う外出機会の増加、巣ごもりの解消などがうかがえる。

現在のからだの悩み

新型コロナウイルス感染拡大後により感じるようになった各症状への対処方法顔・身体の肌トラブル対処法のTOP2は「睡眠・休養」「スキンケア品」

顔の肌/身体の肌/口内のトラブルの対処率はいずれも昨年に比べて増加。特に口内のトラブルは10ptと大幅に増加している。

また、不調の内容にかかわらず対処法として「睡眠・休養」が増加しており、同社は睡眠の重要性が再認識されていると考えられると考察。また、「顔の肌」「口内トラブル」では、「サプリメント・ドリンク剤で対処」の回答も微増しており、悩みに対して、対処をしている人が増えている様子がうかがえた。

顔の肌/身体の肌/口内のトラブル

コロナ禍よりも忙しさの種類として「時間にゆとりがない人」が6.9pt増加し42%に

「時間にゆとりがない人」は42%にのぼり、コロナ禍よりも増加。

今回の調査時期はアフターコロナに向けた企業活動、コミュニケーション活動が活発化していた時期と重なり、メンタルやフィジカルな面よりも物理的な時間のなさが「忙しい」に直結したと想定でき、原因は仕事・業務量の増加、人手不足、家事量の増加等の可能性があると同社は考察している。

忙しさの種類

マスクなし生活に向けて気になることTOP2は男女とも「引き続きマスクをしたい」

マスクなし生活に向けて気になることは、男女ともに「人に会う時は引き続きマスクをしたい」「外出する時は引き続きマスクをしたい」がTOP2となった。

女性は男性に比べて平均回答個数が1.3個多く、特に「毛穴、しわ・ほうれい線、表情、スキンケア」など、マスクを外した時の外見に関する要素が高くなっている。

マスクなし生活に向けて気になること

【調査概要】
■調査時期:2023年4月
■調査手法:Web調査
■調査エリア:全国
■対象者:
スクリーニング調査:20~59歳の男女5,309名(女性3,024名、男性2,285名)
本調査:20~59歳有職者(パート含む)男女計2,000名:20代/30代/40代/50代各250名
(年代別均等割付後、SCデータより本調査条件合致者の年代構成比に合わせてウェイトバック集計)

【前回調査】
■調査時期2022年4月
■調査手法:Web調査
■調査エリア:全国
■対象者:
スクリーニング調査:20~59歳女性5,245名
本調査:20~59歳有職者(パート含む)女性2,000名:20代/30代/40代/50代各500名
(年代別均等割付後、SCデータより本調査条件合致者の年代構成比に合わせてウェイトバック集計)

<参考>
HAPPY WOMAN・エーザイ『働く女性の意識・行動実態調査(コロナ禍の収束に伴う女性の悩み)

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