ロボットバンクは、最新の自動運転技術を活用したスマート配膳・搬送ロボットの2種類を同時に販売開始すると発表した。これにより同社が取り扱う配膳ロボットは合計6種類となり、用途に応じて自由に選択可能となる。
新たに販売を開始するロボットは、最小通過幅65cmの狭い通路でも通過可能な「RISU-Robot」と、最大200kgの物を搬送可能な「Star-ship」。
「RISU-Robot」は、360度死角なしで障害物を検知可能なセンサと2台のRGBDカメラを搭載し、安全性を確保しているという。また、大型のトレイを一度に4段運ぶことができ、高解像度ディスプレイと音声案内も標準装備されているとのことだ。
一方、「Star-ship」は、工場用搬送ロボットとして、最大200kgまでの物を搬送でき、2次加工により後部を自由にアレンジ可能。自動車のナビゲーションシステムの技術を活用し、外面でも自分の位置を見失うことなく搬送をすることができるとのことだ。
ロボットバンクは、人とロボットが協働で働く環境を創出することで、飲食店や福祉施設、ホテルや工場といったサービス産業を全面的に支援していくとしている。