ファミリーマート、サラダやガムシロップなどの容器を軽量化 年間約58トンの石油系プラスチック削減に

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ファミリーマートは、「ファミマecoビジョン2050」の取り組みの一環として、プライベートブランド「ファミマルKITCHEN」のチョレギサラダ、ちょいデリシリーズ、パウチ惣菜のサラダ各種、「FAMIMA CAFÉ」用のコーヒーフレッシュ・ガムシロップのプラスチック容器重量の削減に取り組んでいることを発表した。

「ファミマecoビジョン2050」プラスチック対策に関連した取り組み

ファミリーマートは、2020年2月に「ファミマecoビジョン2050」を策定し、持続可能な社会の実現に貢献するため、2030年及び2050年に向けた中長期目標として、「温室効果ガス(CO2排出量)の削減」、「プラスチック対策」、「食品ロスの削減」の3つのテーマに基づき数値目標を設定している。

今回はその一環として、2023年4月から順次、関東・甲信・東海・北陸・関西地区の「チョレギサラダ」および2023年6月から順次東北地区の「ちょいデリシリーズ」のふたをトップシールに変更することに加え、順次「パウチ惣菜のサラダ」5種類の包材フィルムの厚さ・サイズを変更。

また、2023年3月から「FAMIMA CAFÉ」のコーヒーフレッシュ・ガムシロップ容器の厚さ・サイズ変更による軽量化を順次行っており、これらの取り組みにより合計年間約58トンの石油系プラスチックの削減を見込んでいるという。

なお、「チョレギサラダ」・「ちょいデリシリーズ」のふたをトップシール化し、ガス置換包装にすることで消費期限の1日延長を実現したとのことだ。

■包材サイズ変更の一例

パウチ惣菜のサラダ各種の包材サイズを変更
包材の高さを150mmから140mmに変更、フィルム厚を50μmから40μmに変更
※沖縄県では「国産野菜を使用したポテトサラダ」「国産野菜を使用した明太ポテトサラダ」の取り扱いはなし。

【左】従来品の旧パッケージ【右】新パッケージ

●「FAMIMA CAFÉ」用のガムシロップの容器サイズを変更
包材の高さを23mmから20mmに変更、厚さを0.6mmから0.55mmに変更

【左】旧パッケージ【右】新パッケージ

ファミリーマートは、今後もプラスチックの削減を進めていくとのことだ。

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