リミックスポイントは、ブルーマウステクノロジーと共同で、卸電力取引市場(JEPX)の先物取引価格に連動し産業用蓄電池からの電力使用や充電を自動で管理運用するエネルギー・マネージメント・システム(EMS)に関する特許を出願したことを発表した。
■卸電力取引市場(JEPX)連動型EMSの概要
同システムは、卸電力取引所(JEPX)が発表する翌日の電力市場価格(1日前スポット市場)を自動で取得し、事前に設定した基準価格よりも市場価格が高い時には蓄電池から放電し、基準価格よりも市場価格が安い場合は蓄電池に充電。
電力の運用を自動で管理実行するため、利用事業者は最小限の労力で、有利な運用が可能で電気料金の低減を実現できるとしている。
またシステムに太陽光発電を接続することも可能で、自家発電した電力の充放電も自動で運用可能。
同社が発売しているSOFARSOLAR産業用リチウムイオン・三相200Vハイブリッド蓄電システムのオプションとしてサービス提供予定とのことだ。
【運用イメージ】
市場価格が設定した基準値より高い場合:
充電してあった電気を放電して事業所で使用。
市場価格が設定した基準値より安い場合:
安い電力を購入して事業所で使用。また蓄電池に充電。