7月7日にファーウェイが開幕する中国の開発者大会「HDC.Cloud 2023」で、同社はAI製品「盤古Chat」を発表する見込みだ。盤古ChatはChatGPTに匹敵する大規模モデルとされ、自然言語の理解やチャット生成、画像認識などの機能を有しているとのこと。

盤古Chatはファーウェイクラウドが2020年11月に始めた大型プロジェクトの一部。このプロジェクトの目的は、大量のデータを吸収できる強力なネットワーク構造と優れた汎用化能力を備えたAIモデルの構築だ。

盤古Chatの名称は中国神話の創世神「盤古」に由来し、AIの新時代を切り開きたいという願いが込められているという。一般ユーザーではなく、行政、教育、医療、金融などの機関や企業が主な利用対象となる見込みだ。