Tokyo Creativeは、日本以外の国籍を持つ外国人1,006人(欧米豪86%、アジアその他14%)を対象に「日本旅行で訪れてみたい都道府県とその際に活用するSNS」に関する英語での調査を実施し、その結果を公表した。
■日本旅行で訪れてみたい都道府県
訪れてみたい都道府県の1位は「北海道」で、全体の約8割の人が行ってみたいと回答し、2位の「沖縄」と10%の差をつける結果となった。
●1位「北海道」を選んだ理由(国籍・性別・年齢)
・美しい景色があるから(アメリカ・男性・45~55)
・食べ物、人々、歴史、自然すべてがあるから(マルタ・男性・25~34)
・行ったことがないから訪れてみたい(ドイツ・女性・45~54)
・寒い気候を体験したい(グアテマラ・選択なし・25~34)
・雪まつりをみてみたい(アメリカ・女性・25~34)
●2位「沖縄」を選んだ理由(国籍・性別・年齢)
・すべての食べ物が魅力的に感じました。(イギリス・女性・25~34)
・とても独特な雰囲気をもっていると聞いたから(カナダ・男性・25~34)
・島・人々・食べ物は驚くべきもので楽園のように感じました。(エクアドル・男性・35~44)
・美しい海でマリンスポーツをしてみたい(アメリカ・女性・25~34)
●3位「東京」を選んだ理由(国籍・性別・年齢)
・東京タワーを訪れたいです。(アメリカ・女性・25~34)
・日本語ができないので東京が安心だと思う(インド・男性・25~34)
・映画を観てからハチ公像をみたいと思っている(インド・男性・18〜24)
・秋葉原に行ってみたい(アメリカ・女性・25~34)
・活気ある生活と、郊外の穏やかで美しい農地が混在しているのを体験してみたい(スウェーデン・男性・25~34)
●4位「京都」を選んだ理由(国籍・性別・年齢)
・日本の観光といえば「京都」というイメージがあるから(スペイン・女性・35~44)
・歴史的な建造物をみたい(イギリス・男性・25~34)
・歴史を感じたい(アメリカ・男性・25~34)
・春の京都は素晴らしいと聞いたから(ベネズエラ・男性・25~34)
●5位「大阪」を選んだ理由(国籍・性別・年齢)
・大阪城に行ってみたい(イタリア・男性・45~54)
・昼も夜も観光する場所がたくさんあると聞いて面白いと思ったから(インドネシア・女性・25~34)
・食など色んな文化を体験したいです(イギリス・男性・25~34)
・大阪のにぎやかな夜の街並みをみてみたい(カナダ・男性・18〜24)
●6位「青森」を選んだ理由(国籍・性別・年齢)
・りんごとねぶた祭に関心があります(イギリス・女性・18〜24)
・りんごが大好きだから秋に訪問したいと思う(アメリカ・選択なし・35〜44)
・馬肉が有名と聞いたので訪問して食べてみたい(シンガポール・男性・25~34)
・地方らしさを感じたいから(アメリカ・女性・25~34)
●7位「広島」を選んだ理由(国籍・性別・年齢)
・歴史を知るために訪問してみたい(アメリカ・男性・25~34)
・原爆ドームを訪れたい(フィリピン・女性・25~34)
・歴史愛好家なので訪れるべき場所だと思う(アメリカ・男性・18~24)
●8位「福岡」を選んだ理由(国籍・性別・年齢)
・博多どんたくや山笠などのお祭りを見てみたい(バングラデシュ・女性・18~24)
・美味しい食のイメージ(カナダ・女性・25~34)
・福岡のラーメンを食べてみたい(オーストラリア・女性・35~44)
・素敵なビーチがあると聞いたから(アメリカ・男性・25~34)
●9位「奈良」を選んだ理由(国籍・性別・年齢)
・文化や日本の歴史の一部を最も体験できる場所が豊富だから(ドイツ・男性・25~34)
・鹿に会いたい(アメリカ・女性・25~34)
・大阪や京都などと一緒に巡って歴史を知る観光をしたい(ドイツ・女性・25~34)
●10位「長崎」を選んだ理由(国籍・性別・年齢)
・歴史を知るため(ベルギー・男性・25~34)
・第二次世界大戦について知りたいから(ルーマニア・女性・25~34)
・島めぐりや、火山をみてみたい(ノルウェー・男性・25~34)
■旅行を計画する際に使用するSNS
また、旅行計画を立てるために活用しているSNSについても質問したところ、約7割が「YouTube」を選び、2位の「Instagram」と50%以上の差をつけて圧倒的1位となった。
他のSNSと比較しても長尺で、1つのコンテンツでも情報量が多いため、その土地の魅力を正しく理解するためには最適と考える人が多いからではないかと考えられるとしている。
【調査概要】
調査テーマ:「日本旅行で訪れてみたい都道府県とその際に活用するSNS」に関する調査
調査対象:⽇本以外の国籍をもつ外国⼈1,006⼈
調査期間:2023年3⽉24⽇〜3⽉30⽇(日本時間)
調査⽅法:Tokyo Creative コミュニティへのインターネット調査(質問と回答ともに英語使⽤)
【記述統計】
性別とその人数:男性(531)、女性(460)、選択なし(15)
年齢とその人数:18~24(140)、25~34(452)、35~44(210)、18~24(140)、45~54(46)、55~(18)
国籍とその人数:アメリカ(366)イギリス(133)、オーストラリア(75)、カナダ(75)、ドイツ(54)、オランダ(35)、フィリピン(22)、シンガポール(16)、ニュージーランド(16)、フィンランド(13)、アイルランド(12)、ポルトガル(12)、ベルギー(11)、メキシコ(11)、インドネシア(10)、スウェーデン(9)、フランス(9)、ノルウェー(8)、インド(7)、イタリア(6)、スイス(6)、スペイン(6)、デンマーク(6)、マレーシア(6)、ハンガリー(5)、イスラエル(4)、オーストリア(4)、トルコ(4)、中国(3)、南アフリカ(3)、アルゼンチン(2)、ケニア(2)、スロバキア(2)、タイ(2)、チェコ(2)、トリニダード・トバゴ(2)、プエルトリコ(2)、ブラジル(2)、ペルー(2)、ポーランド(2)、マルタ(2)、アラブ首長国連邦(1)、ウルグアイ(1)、エルサバドール(1)、北アフリカ(1)、キプロス(1)、ギリシャ(1)、グアテマラ(1)、クロアチア(1)、コスタリカ(1)、コロンビア(1)、スリランカ(1)、チリ(1)、バチカン市国(1)、パナマ(1)、パレスチナ(1)、バングラデシュ(1)、ブルネイ・ダルサラム(1)、ベトナム(1)、リトアニア(1)、ルーマニア(1)、ルクセンブルク(1)、ロシア(1)、韓国(1)、その他(14)
訪日経験:ある(698)、ない(308)