楽天証券は、6月26日から、楽天証券総合口座と「楽天FX」口座間で、米ドル資金の振替入出金が可能になると発表した。
これにより、楽天証券内で保有している米ドルを、「楽天FX」での取引時に必要な証拠金として活用できるようになるほか、「楽天FX」口座内で、米ドルから円貨への両替も可能になるという。また、「楽天FX」口座から証券総合口座への米ドル振替も可能になるとのことだ。
楽天証券では、外国債券の利金・償還金の外貨受け取りや、三井住友銀行などの外貨預金からの入金、リアルタイムで取引可能な「外国為替取引」など、多様な外貨決済サービスを提供している。外貨入金時の楽天証券への振込手数料は無料で、日本円と米ドルにおける「外国為替取引」では、為替手数料を1米ドルあたり実質3銭で取引できるエントリープログラムを実施している。
楽天証券は、総合証券会社の強みを活かし、引き続きユーザーのニーズに即した魅力的なサービスや商品を提供することで、顧客基盤の拡大を図るとともに、ユーザーの投資活動・資産形成に貢献していくとしている。