地方創生を推進する複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド for Public」を展開するAnother worksは、鹿児島県鹿児島市と連携し、複業人材の公募を開始した。これは、地方創生を推進するため、専門的なスキルを持つ複業人材を行政に登用するという取り組みとなる。

鹿児島市、複業人材の公募を開始

具体的には、「ゼロカーボンシティかごしま」PRアドバイザーの1職種を公募。「ゼロカーボンシティかごしま」PRアドバイザーは、ゼロカーボンシティに関する取組内容の普及や環境配慮への意識向上につなげるための情報発信施策を行うという。業務開始後は、約6か月間オンラインで定期的な業務を遂行するとのことだ。

公募のスケジュールは以下の通り。

2023年6月12日:公募開始
2023年6月26日:公募終了
2023年7月中旬:選考・内定
2023年8月~:就任式・業務開始
2024年1月末:業務終了
2024年2月:最終報告会
※応募は複業クラウドに登録後、エントリー。

鹿児島市長の下鶴隆央氏は、「鹿児島市は雄大な桜島と波静かな錦江湾に代表される自然景観や温暖な気候、市内各所に湧き出る温泉など、豊かな地域資源に恵まれた観光都市です。本市は、令和元年12月、2050年までにCO₂排出量実質ゼロを目指す『ゼロカーボンシティかごしま』への挑戦を宣言し、脱炭素社会の実現に向けて、市民や事業者等と一体となって取り組んでいます。今回、Another works様と連携し、民間で活躍される皆様のお力をお借りすることで、若い世代をはじめ、広く市民の皆様に『ゼロカーボンシティかごしま』についてより良くご理解いただけるような取組ができることを期待しています。」とコメントしている。