『ホテルJALシティバンコク』は、開業日が7月3日に決定したと発表した。

同ホテルは、2020年5月の開業を目指し準備を進めていたが、世界的な新型コロナウイルス感染拡大の影響を鑑み、終息に向かうまでの期間、ホテルの開業を延期していたという。

今般、旅行需要の回復、とりわけ訪タイ日本人が増加傾向にあることから、7月3日に開業することを決定。

開業に先立ち、6月8日バンコクにおいて、ホテル運営を担うオークラ ニッコー ホテルマネジメント代表取締役社長 大倉 喜久彦およびホテルを所有するGrand Tower Enterprise Co., Ltd.の取締役 Wisit Eamsherangkul氏の両名出席のもと開業に向けたプロジェクト再始動を確認する式典が開催されたという。

ホテルJALシティバンコク、開業日が7月3日に決定 6月16日より宿泊予約の受付を開始

なお、ホテル開業に先駆け、6月16日より宿泊予約の受付を開始。海外初出店となる『ホテルJALシティバンコク』に期待してほしいとのことだ。

ホテル開業決定に際して、Grand Tower Enterprise 取締役のWisit Eamsherangkul氏は、以下の通りとホテルの開業に期待を寄せた。

オークラ ニッコー ホテルマネジメントとのパートナーシップを強化し、すでに運営を委託しているホテル・ニッコー・バンコクだけでなく、海外展開が初となる“ホテルJALシティ”ブランドのホテルが新たに加わること大変嬉しく思います。バンコク中心部に位置する『ホテルJALシティバンコク』の高いブランド力と、日本ならではの上質なおもてなしは、世界中からお越しになるレジャー・ビジネスのお客様にもご満足いただけると信じております。

また、オークラ ニッコー ホテルマネジメント 代表取締役社長 大倉 喜久彦氏は、以下の通り抱負を述べている。

コロナ禍の厳しい期間を経て、今般、海外において初となる『ホテルJALシティ』をバンコクの地において開業できるようになったことを光栄に思います。隣接するホテル・ニッコー・バンコクとあわせ、お客様の幅広いニーズにお応えするとともに、おもてなしの精神を感じさせる心地よい滞在を提供するホテル運営を目指してまいります。

~ビジネス、レジャーに適した立地~

『ホテルJALシティバンコク』は、「ホテル・ニッコー・バンコク」(2019年1月開業)に隣接し、BTSスカイトレインのトンロー駅より徒歩約3分の好立地に位置。

トンローはバンコクの都心エリアであるワッタナー区にある「スクンビット・ソイ55(通称:トンロー通り)」周辺の南北に延びた地域を指し、古くから多くの日本人や外国人駐在員、タイの富裕層が居住するエリア。

周辺には、バイテック(BITEC)やクイーン・シリキット・ナショナル・コンベンション・センター(QSNCC)、国際病院があり、多国籍のレストラン、バー、モールなど、ビジネス・レジャーの拠点として人気の高い場所であるという。

~利用目的に合わせて選べる充実した施設~

標準客室面積約28㎡、324室の客室、レストラン、3つの会議室を擁している。シックで落ち着いた雰囲気の客室には全室にバスタブを用意。また、シャワーブースを備えた56㎡のゆったりとした客室「J-レジデンスルーム」もあり、滞在目的に合わせて選べる。

2階にあるレストラン「S-SEN(エッセン)」の朝食では、和食を含むインターナショナルブッフェを味わえ、朝早い出発の利用客の利便性を考え、午前5時30分から提供。また、『ホテルJALシティバンコク』の宿泊客は隣接する「ホテル・ニッコー・バンコク」の屋外プールを追加料金にて利用可能。

【ホテルJALシティバンコク 施設概要】
所在地 : 22/1 Soi Sukhumvit 55 (Thonglor), Sukhumvit Road, Klongtan Nua, Wattana, Bangkok 10110, Thailand
延床面積 : 16,782㎡
階数 : 地上16階
客室数 : 324室
施設 : レストラン「S-SEN」(148席)、会議室3室(232㎡、75㎡、23㎡)
アクセス : BTSスカイトレイン・トンロー駅より徒歩約3分