学情は、2025年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に「SDGsへの関心」についてのインターネットアンケートを実施し、その結果を公表した。
■「普段の生活の中で、SDGsについて意識することがある」と回答した学生が半数超
「普段の生活の中で、SDGsについて意識することはあるか」と質問したところ、53.2%が「ある」と回答。「環境に配慮した製品を購入するようにしている」「フードロス削減の取り組みに参加している」「規格外の野菜や賞味期限が近い商品を積極的に買っている」などの行動を取っているとの回答が寄せられたという。
■SDGsに取り組む企業は「好感が持てる」と回答した学生が9割に迫る
また、SDGsに取り組む企業について、50.1%が「好感が持てる」、37.6%が「どちらかと言えば好感が持てる」となり、合わせて「SDGsに取り組む企業は好感が持てる」と回答した学生は全体の87.7%に上った。
■SDGsの17のテーマで、企業が取り組んでいると好感が持てるものは「住み続けられるまちづくりを」が最多
SDGsの17のテーマの中で、企業が取り組んでいると好感が持てるものは、「住み続けられるまちづくりを」が43.4%と最も多く、次いで「ジェンダーの平等を実現しよう」が42.6%、「すべての人に健康と福祉を」が40.8%と続いた。
「住む場所や健康が全ての基礎になると思う」「環境問題や食糧問題など、全ての問題が住む場所や健康に関する課題につながっていると思う」「ジェンダーの平等は、日本がより注力して取り組むべき課題だと感じている」などの声が寄せられたとのことだ。
【調査概要】
調査期間:2023年5月15日~2023年5月30日
調査機関:学情
調査対象:「あさがくナビ2025(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」へのサイト来訪者
有効回答数:551件
調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合がある。
<参考>
学情『「SDGsへの関心」についての調査』