美と健康の総合メーカー、フジ医療器は、子どもをもつ18歳以上の男性を対象に「<父の日企画>第13回お父さんの疲労事情と解消法調査」を実施し、結果を公表した。
なお同調査は、同社が2011年より毎年実施している独自の調査で、今年で13回目となるとのことだ。
(1)83%のお父さんが普段から疲れを感じている
「普段疲れを感じているか?」と質問したところ、「とても疲れを感じる」24.6%、「疲れを感じる」58.0%、「あまり疲れを感じない」16.5%、「全く疲れを感じない」0.9%という結果となった。
「とても疲れを感じる」と「疲れを感じる」を合わせると82.6%となり、第1回目の調査から毎回8割を超える結果に。
回答者の年代別では「疲れる」と回答した人が最も多かった年代は30代で、その割合は93.5%(とても疲れを感じる:34.8%、疲れを感じる:58.7%の合計)となった。
(2)半数以上のお父さんが心身ともに疲労を感じている
「とても疲れを感じる」「疲れを感じる」と回答した人に「その疲れは身体的疲労?精神的疲労?」と質問したところ、「身体的・精神的疲労どちらも」と回答した人が53.4%、「身体的疲労」のみが40.0%、「精神的疲労」のみが6.6%という結果に。
同社の昨年の調査と比べると、「身体的・精神的どちらも」は2.6ポイント増加、「身体的疲労」は2.6ポイント減少、「精神的疲労」は1.3ポイント減少となり、心身ともに疲れているお父さんの割合は増加傾向にあるとのことだ。
(3)身体的疲労の主な原因は「仕事」「加齢」。最も疲れを感じやすいのは「首や肩のコリ」
「身体的疲労(「身体的・精神的疲労どちらも」も含む)」を感じると回答した人に「疲労の主な原因は何か?」と質問したところ、1位「仕事」49.4%、2位「加齢」39.0%、3位「家事」4.3%、4位「介護」1.4%、5位「子育て」1.0%という結果になった。
年代別に見ると、20代~50代の疲労の原因は「仕事」、60代以上は「加齢」と回答した人が多く、疲労の原因は世代により大きく違うことがわかる。
(4)精神的疲労の主な原因は「仕事」。「人間関係」で最も疲労を感じる相手は「妻」
「精神的疲労(「身体的・精神的疲労どちらも」も含む)」を選択した回答者に「主な原因は何か?」と質問した結果、1位「仕事」59.4%、2位「人間関係」14.3%、3位「加齢」13.8%となった。
年代別に見ると、60代以下の人の半数以上が、仕事が原因で精神的疲労を感じていることが判明。
また、「人間関係」と回答した人に、「誰との人間関係に疲れているか?(複数選択可)」の回答を求めたところ、多かった順に「妻」、「上司」、「同僚」、「部下」、「子ども」という結果となっている。
(5)疲労の解消方法、1位は「睡眠をとる」、2位は「入浴をする」。運動・散歩・ストレッチなど体を動かす人が増加
普段疲労を感じていると回答した人への「あなたの疲労解消法は何か?(複数選択可)」という質問に対しては、多かった順に「睡眠をとる」59.3%、「入浴をする」48.8%、「お酒を飲む」39.7%、「運動・散歩・ストレッチなど体を動かす」37.2%となった。
昨年は30.0%だった「運動・散歩・ストレッチなど体を動かす」は7.2ポイント上昇しており、体を動かして健康的に疲労解消をする人が増えていると同社は推察している。
(6)父の日に欲しい疲労解消グッズの1位は「マッサージチェア」、2位「安眠グッズ」
回答者全員への質問「父の日のプレゼントとして「疲労解消グッズ」をもらえるとしたら、どんなものが欲しいか?(複数選択可)」では、多かった順に「マッサージチェア」35.7%、「安眠グッズ(枕・マットレスなど)」32.5%、「フットマッサージャー」20.3%という結果となった。
【調査概要】
調査期間:2023年5月11日~2023年5月15日
対象者:子どもをもつ18歳以上の男性
有効回答者数:1,168名(20代以下:5名、30代:46名、40代:106名、50代:283名、60代:405名、70歳以上:323名)
調査エリア:全国
調査方法:フジ医療器メルマガ会員にWeb上でのアンケートを実施
※グラフのパーセンテージは四捨五入されているため合計値が100にならないものもある。
<参考>
フジ医療器『<父の日企画>第13回お父さんの疲労事情と解消法調査』