ファンケルは、無添加のスキンケア製品の長期間使用が目の周りのシワや毛穴の目立ちに関与することを確認したと発表した。ファンケルの研究によれば、無添加のスキンケア製品を長く使用している人は、一般的なスキンケア製品を使用している人に比べて、目の周りのシワや毛穴が目立たないことが確認されたとのことだ。

同社の研究では、30歳から59歳の女性を対象に、無添加のスキンケア製品を5年以上使用している55人(無配合製品使用群)と、一般的なスキンケア製品を使用している35人(配合製品使用群)を比較。測定は洗顔後、恒温恒湿室で10分間安静にした後、全顔撮影装置により顔面撮影を行い、「頬部の毛穴の目立ち(毛穴スコア)」と「目の周りのシワ(シワスコア)」について画像解析し、評価を行ったという。

その結果、無配合製品使用群の方が、目の周りのシワ(シワスコア)や頬部の毛穴の目立ち(毛穴スコア)が有意に少ないという結果に。

(左)全顔撮影装置による目立つ毛穴スコア(右)全顔撮影装置による目の周りのシワスコア

これは、防腐剤など肌に負担となる可能性のある成分が微細なストレスとなり、将来の肌状態に違いを生み出すと考えられるという。

無配合製品使用群と配合製品使用群の肌状態比較

この研究結果から、無添加のスキンケア製品を早期から継続的に使用することで、シワやキメ、毛穴の目立ちを低減し、若々しい肌を保つことが可能であると示唆されるとしている。

ファンケルは、これからも肌への負担を少しでも減らすことで、肌の状態を向上させるスキンケア製品の開発研究を進めていくとのことだ。