あいおいニッセイ同和損害保険(以下、あいおいニッセイ同和損保)とカラダノートは、子育て環境の改善や少子化問題の解決に資する保険商品・サービスの開発・提供に向けて、業務提携契約を締結したと発表した。
同提携では、あいおいニッセイ同和損保のテレマティクス自動車保険を通じて取得した「安全運転スコア」と、カラダノートの各種育児支援アプリから取得できる「夫婦間育児共有機能の利用率等のデータ」を突合わせ、交通事故発生リスクと育児シェア率の相関性を検証。相関性が認められた場合、両社は分析結果を公表し、育児シェアの重要性を訴求するとともに、育児シェア率向上に資する保険商品・サービスの開発を検討するという。
また、カラダノートのアプリユーザーのうち最大3万人へのアンケートを通じて、育児シェアを阻害している要因・課題を調査し、調査により判明した「育児シェアを阻害する要因・課題」の解消に資する保険商品やサービスの開発を検討するとのことだ。
さらに、両社は子どもの安全・安心に向けた取り組みとして、ARやメタバース、ゲーム感覚等を取り入れた「子どもが楽しく学べる交通安全促進ツール」の開発を検討しているという。
これらの取り組みを通じて、あいおいニッセイ同和損保とカラダノートは、日本の社会課題である少子化問題の解決に貢献するとともに、CSV×DXの実現に向けて取り組んでいくとしている。