千葉エコ・エネルギーは、日東工業が静岡県掛川市で開始したソーラーシェアリング「サファLink -ファーム掛川-」において、オリーブ栽培のための荒廃農地再生計画や栽培計画の立案、許認可取得のサポートを行ったと発表した。
「サファLink -ファーム掛川-」は、CO2削減や地域社会が抱える課題解決に向け、太陽光リユースパネルの活用、電力取引プラットフォームを用いた環境価値の取得によるCO₂排出削減、荒廃農地の再生・利活用、少子高齢化が深刻化し労働力が懸念される地域社会における工場と農場の労働力シェアなどの実証を進めているという。
千葉エコ・エネルギーは、荒廃農地の再生にあたり土壌改良プランの策定や、栽培作業計画の策定支援、オリーブ栽培を想定した発電設備の設計に関する助言、許認可取得のサポートを行ったとのことだ。
これらの取り組みは、地域の農業を再生し、支え続けるモデルの一つとして、今後も体系化や発展に努め、社会課題解決に向けたビジネスモデルの提案を進めていくとしている。