自治体向けサービスを展開するミラボが開発した子育て支援アプリ「子育てモバイル」が、福岡県新宮町で「ぐーまっち!」として提供開始された。
「子育てモバイル」は、電子母子手帳機能、子育て支援サービス、AI機能を組み合わせたアプリで、ユーザーのニーズに応じて機能の追加やデザインのカスタマイズが可能。約300の自治体で導入が予定されており、多くの子育て世代に利用されているという。
今回新宮町は、妊婦・子育て家庭に寄り添う「伴走型相談支援」のより一層の充実を図るため、「子育てモバイル」を導入。新宮町オリジナルのデザインを施し、「ぐーまっち!」として提供を開始した。
同アプリでは、スマートフォンで回答できる「アンケート機能」を利用した面談アンケートの実施や、月齢・年齢にあわせて新宮町からのお知らせをタイムリーに受信できる「メール配信・プッシュ機能」などの機能を活用し、子育て世代のニーズに合わせた支援を行うという。2023年秋からは、母子手帳の交付窓口や面談などの「オンライン予約機能」が導入される予定とのことだ。
そのほか、成長グラフや乳幼児健診の記録など母子手帳の情報を記録できる「電子母子手帳機能」、予防接種のスケジュール管理を支援する「予防接種AIスケジューラー」など、ICTを活用した継続的な子育て世代へのサポートを実現するとしている。