副業は「1人」でしている人が74.8% 収益は複数人数で取り組む方が出やすい傾向に フォーイット調べ

パフォーマンステクノロジーネットワーク「afb(アフィビー)」の開発運用をおこなうフォーイットは、全国の10代~60代までの男女500人を対象に副業に関するアンケートを実施し、年代別・世帯年収別等の特徴について結果を公表した。

副業する際の人数に関するアンケート

■全体

事前調査で「副業をしたことがある」と回答した全国の10代~60代の男女を対象とした「副業には何人で取り組んでいるか?」というアンケートを実施したところ、最も多かった回答は「1人」で74.8%。次いで、「複数(家族と)」が8.6%、「複数(知人と)」が7.0%と続いた。

また、身近な人とだけではなく、「会社として」や「コミュニティーに参加」して副業に取り組んでいる人も一定数いることも判明。

全体

■年代別

年代別に見ると、年代が上がるほど1人で取り組む割合が増えており、50代~60代では8割を超えていることがわかった。若い世代ではまだ副業を始めて間もない人も多く、知見が少ない段階では複数での取り組みを通じて互いのスキルや知識を補完し合っている可能性が伺える。

また、10代~20代では「コミュニティーに参加」している人が8.7%存在しており、他の年代に比べ割合が高くなった。これには、SNSなどでのコミュニティー形成の場が増えていることも要因の一つと同社は考察している。

年代別

■世帯年収別

世帯年収別に見ると、「複数」で取り組んでいると回答した人の割合は「世帯年収1,001万円~」で最も多く、34.6%となった。

この結果から同社は、コミュニティーに参加することでそこでしか得られないクローズドな情報の入手が可能になったり、横の繋がりを形成したりすることができ、より利益を上げやすくなるという好循環が起きているのではないかと考察。

また実際に、一定の収入がある人向けのサービスやプランなども存在することから、高所得者の方がコミュニティーに参加しやすい仕組みができていることも伺えるとのことだ。

世帯年収別

■副業に取り組む人数×副業での最高月収

副業に取り組んでいる人数と副業での最高月収の掛け合わせで見ると、複数人数で取り組んでいる人で「収益は出ていない」という人は非常に少なく、「家族と」を除く全ての項目で0%となっている。

知人と取り組んだりコミュニティーに参加した方が、ノウハウ獲得が容易になり収益化に繋がりやすいということが伺える結果となった。

副業に取り組む人数×副業での最高月収

【調査概要】
対象者:事前調査で「副業をしたことがある」と回答した18歳~69歳の男女
サンプル数:500人(※回答なし12人)
居住地:全国
調査方法:ネットリサーチ
アンケート実施日:2023年04月26日~2023年05月02日

<参考>
フォーイット(afb)『副業する際の人数に関するアンケート

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