無印良品を展開する良品計画は、野菜や豆類、穀物など植物由来の原料を中心に使った冷凍食品4種類を6月7日から全国の無印良品(冷凍食品取扱い店舗のうち約140店舗)およびネットストアで発売すると発表した。

冷凍「焼売」「餃子」

今回発売されるのは、肉の代わりに大豆ミートを使った惣菜2種類と、チーズの代わりに豆乳シュレッドを使ったピザ2種類。

大豆たんぱくは牛や豚などと比べて生産時に使用する水が少なく、二酸化炭素が発生しにくいことで、魚や肉に代わるサステナブルなたんぱく源として注目されている。

植物性原料を使った食品を食べたことがない人も試しやすいように、食卓でも馴染みのある餃子や焼売、ピザを冷凍食品で販売するとのことだ。

なお、同商品は味にもこだわり、惣菜には香味野菜やごま油、ピザにはバジルやガーリックオイルなど香りを楽しめる素材を組み合わせて開発。

また、商品パッケージには「肉」「乳」などの不使用表示アイコンをつけることで、利用者が店頭で選ぶ際に分かりやすくしているという。

商品ラインナップ

同社は今後も、植物性原料を主体とした冷凍食品を発売する予定だという。

無印良品は、食を通じた「感じ良い暮らしと社会」の実現にむけ、多様な地域、ライフスタイル、志向に合わせ、栄養バランスへの配慮と素材を生かした商品を提供していくとのことだ。