ローソンとポプラは、6月9日に、広島県廿日市市の宮島（厳島）に「ローソン宮島店」を出店すると発表した。
宮島にコンビニエンスストアが路面出店するのは今回が初めてであるとのことだ。
今回オープンする店舗では、通常の店舗と同様に「からあげクン」などの揚げ物や弁当、デザート、飲料、日用品など約3,000アイテムを販売。また、ATMやLoppi、ゆうパックなどの通常ローソン店舗で行っているサービスも取扱うことで、島民や島で働く人々など島での生活の利便性向上を目指すとしている。
また、店舗は従来から島にあった既存の建物を改築し、木格子を設置するデザインや茶色い看板を採用して島内の景観に配慮したつくりとなっているとのことだ。
宮島には約1,400人の島民が居住されており、島の観光業などに従事する人も多くいるが、島内には全国チェーンのスーパーマーケットやドラッグストアが無く、島外との交通手段もフェリーなどの船舶のみに限られることから、日々の買い物に不便を感じる声が多く寄せられていたという。
ローソンは、今回の宮島店のオープンを通じて、島民により快適で便利な買い物を楽しんでほしいと考えているとしている。
宮島は古くから島そのものが自然崇拝の対象であり、世界文化遺産に登録された嚴島神社があることから、国内外から数多くの観光客が訪れる日本有数の観光地。
2023年3月の月間来島者数が過去最多（統計を取り始めた1964年以降の数値にて）となるなど、観光地としての賑わいが顕著になっているという。ローソン宮島店では、島民や島で働く人に加え、観光の為に来島した利用客にも役立つ品揃え・サービスの提供を目指していくとしている。
＜店舗概要＞
店舗名:ローソン宮島店
所在地：広島県廿日市市宮島町字小浦1162‐2
営業時間：7:30～21：30
運営者：ポプラリテール（ポプラ100％出資子会社）
店舗面積：62.52坪（売場面積：44.96坪）
取扱アイテム：弁当、おにぎり、調理パン、デザート、ベーカリー、ファストフード、飲料、酒類、たばこ、日用品など、約3,000アイテム