電通デジタル、SalesforceとSnowflakeの統合支援の専門チームを発足 データをリアルタイムかつオープンに共有

電通デジタルは、CRM(顧客関係管理)を中心としたSalesforce製品・サービスと、ビッグデータの蓄積・管理に適したクラウド型データプラットフォームであるSnowflakeを活用した統合支援を行う専門チームを社内に新設したと発表した。

多くの企業において顧客データの利活用が進むなか、各組織で散在するデータを統合しプラットフォーム内で一元管理することで、顧客ニーズをより深く理解し、戦略立案や施策に役立てることが可能になるとのことだ。

一方で、各組織でデータの管理方法が異なり、データを統合する際には複数のシステムからデータを取得することとなり、速やかに施策が実行できないという課題があるという。

こうした中、SalesforceとSnowflakeは、相互のプラットフォームに蓄積したデータをセキュアな環境でリアルタイムかつオープンに共有できるよう連携を強化。

これにより顧客のニーズにタイムリーに応じたマーケティング施策を実行でき、シームレスかつ高度にパーソナライズされた体験を提供することを可能にする「リアルタイムCRM」の考え方を提唱している。

電通デジタルでは、SalesforceとSnowflakeの両プラットフォームにおいて、これまでも多くの企業に対し、開発・実装・運用を含めたデータ活用支援のためのコンサルティングや統合ソリューションの提供を行ってきたという。

その実績が認められ、「Salesforce Partner Summit2023」ではPartner Award「Japan Partner of the Year <Marketing Cloud>」を4年連続で受賞※2、またSnowflakeサービスパートナー「Select」にも認定されているとのことだ。

今回、「リアルタイムCRM」のさらなる普及に備え、両プラットフォームへの深い専門性と知見を持つ同社の強みを活かし、総合的に支援できる体制を先駆けて組成。

製品・サービスの導入、データ分析・可視化、顧客プロファイルの作成、施策の実行支援といったデータ分析・施策活用のための最適なソリューションをワンストップで提供し、プラットフォームを横断した「リアルタイムCRM」の実現を目指すとしている。

今後も電通デジタルはSalesforce、Snowflakeとのさらなる連携強化や導入支援などを通じ、マーケティング戦略における総合的な運用力、パフォーマンスを高度化することで、企業が抱えるデジタルマーケティング領域の課題解決、ビジネス成長に寄与していくとのことだ。

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