直売所検索サービス「YACYBER」の開発、運営を行うYACYBER株式会社(以下、YACYBER)と日本電気(以下、NEC)は「無人直売所の可能性を広げる」プロジェクトとして、NECライベックスの協力のもと、NEC本社ビルにてYACYBER直売所を期間限定開催したことを発表した。
高齢化や人員不足により、販路拡大が困難となる小規模/中規模の生産者を対象に、YACYBERとNECは人員や工数をかけることを最小限に抑えた「無人直売所」の可能性に向けプロジェクトを始動。
「消費者の求める情報」と「⽣産者のこだわり」をAIDASの構成要素を以て接点をつなぐ架け橋となるようNEC本社ビルにおいて、5月18日~19日に期間限定YACYBER直売所を開催したという。
同プロジェクトでは今回の開催に限らず、今後NECの複数の事業場内において実証実験を⾏い、現状の無⼈直売所の改善や今後の新たなタイプの無⼈直売所の課題を洗い出し、⽣産者、消費者にとってより豊かな関係性の構築へとフォーカスするとしている。
「ミライの直売所がどうあるべきか」「少子高齢化+人口減から見える販売方法とは」「農家に負担の少ない販売方法とは」など、多くの課題を抱える農業において「無人直売所×コミュニケーション」という一見矛盾のあるコンセプトをミッションとし、未来の直売所の在り方/可能性に向け「伝えること/繋げることの大切さ」を提供するとのことだ。