ワークマン、新潟県に「#ワークマン女子上越インター店」6月8日出店 「#ワークマン女子」と「WORKMAN Shoes」の複合店

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ワークマンは「#ワークマン女子」と「WORKMAN Shoes」の最強の複合店である「#ワークマン女子上越インター店」を6月8日に出店すると発表した。

ワークマン、新潟県に「#ワークマン女子上越インター店」6月8日出店 「#ワークマン女子」と「WORKMAN Shoes」の最強の複合店

複合店としては新潟県での初出店となる。なお、開店前日の6月7日には同店でマスコミ向けの店舗内覧会を開催するとのことだ。

新潟県は下記の3つの新業態店フォーマットが日本で唯一併存する県。なぜ新潟県に進出して実験しているのかというと、県下では既存の作業服市場で高いシェアを獲得済みで、作業客中心のワークマンやWORKMAN Plusの新規出店が限界にきているからであるという。

また、同社の2つの拠点の最寄り駅である上野駅と高崎駅からのアクセスが良く、群馬県からだと関係者が高速道路でもすぐに行ける距離だからとのことだ。

【開店時期/店舗フォーマット】
①22年11月「#ワークマン女子」長岡川崎店(路面女子の全国第6号店)
②24年1月「WORKMAN Plus2」新津店(Plus2全国第1号店)
③24年6月「#ワークマン女子とWORKMAN Shoesの複合」の上越インター店(路面複合店第9号店)

このうち、「WORKMAN Plus2」の1号店である新津店はPlus店で全国トップクラスの繁盛店になったという。強すぎるフォーマットのため、今後は周辺に既存店が全くない地域にのみ出店。2号店を宮崎県小林市、3号店を千葉県いすみ市に出店するが、最寄り自店との距離は20km以上ある。

一方、複合店は女子単独店よりも売上が2割程度高くなっているという。複合店である上越インター店が成功すれば、#ワークマン女子長岡川崎店も複合店に改装する予定であるとし、今後、県下では他店とのバッティングが少ない複合店を出店していくとしている。

「#ワークマン女子」と「WORKMAN Shoes」の複合店の売場は分かれているが、レジを共通にして一体運営をしているという。この複合店の全国第1号店であるショッピングモール内の「なんばCITY」店、それに続いての池袋サンシャインシティアルパ店と東急百貨店吉祥寺店はワークマン全店990店中のトップとトップに次ぐ売上があり、いつもレジ待ちの行列が発生している。

今後の主力フォーマットとなる路面複合店は全国8カ所に出店したが、全店が好業績で快進撃中であるとのことだ。

また、他社が一斉に値上げに走る中、ワークマンはPB製品の「価格据え置き宣言」を出している。今年の春夏物の96.3%のPB製品価格を据え置き。秋冬物の価格据え置き率は99.3%。

このため、上越インター店では価格競争力が今までにないほど高まり、「最強コスパ。製品が並ぶとのことだ。加えて上越インター店は、リニューアルが進む上越ウィングの敷地内にあるため、共有の広い駐車場が利用できる。開店時は100台近く駐車スペースがないと、駐車待ちで周辺道路が渋滞。機能と価格面で競合がいないため、初年度売上目標は強気の3億円となっている。

複合店での注目の新製品は下記の通り。

◆レインウェアの進化:
StylishなURBANスタイルの登場で「デザインを前面に、防水機能はステルス」を実現
◆女性インナー:
購入頻度が高いため女子店の主力製品に育てる予定で、今回はその第1弾
テンセル素材キャミソール、タンクトップが税込499円
◆女性用小物:
女性用コスメ収納ポーチなど「ファッション」を絡めた小物アイテムを多数展開
あれこれまとまる巾着ポーチ 780円、あれこれまとまるガバッとポーチ 1780円など

「#ワークマン女子」の複合店は全店に勢いがあるとし、本業の作業服を扱わない新業態店の売上は23年3月期に100億円を突破して、今期は150億円をめざすとしている。複合店は全国で積極出店するため、「#ワークマン女子」と複合店の店舗数は下記の通り。

商業施設内店舗11店(23年3月末)20店(24年3月末)
路面店(独立店舗)15店(23年3月末)25店(24年3月末)
商業施設内店舗計:26店(23年3月末)路面店(独立店舗)計:45店(24店月末)
→1年間で19店の純増

「#ワークマン女子」と「WORKMAN Shoes」の複合店はバツグンの集客力があり、ショッピングセンターへの敷地内への出店依頼が多数寄せられているという。ショッピングセンター運営者にとって一番誘致したい店舗の1つに。この勢いに乗り、県下では新潟市内で複合店2店舗の出店を計画しているとのことだ。

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