NTT都市開発と、そのグループ企業でホテル経営会社であるUDホスピタリティマネジメントは、横浜市中区で開発を進めていた横浜日本大通りプロジェクトについて、サービスアパートメント(滞在型ホテル)「シタディーンハーバーフロント横浜」を2023年6月14日に開業すると発表した。
また、同ホテルとともに、パティスリー「Strasbourg(ストラスブール)」と喫茶「珈琲館」が開業するという。
「Strasbourg(ストラスブール)」と「珈琲館」の両店舗は、ホテルロビーのある同建物1階に位置し、店内は明るく開放的なガラス張り、本町通りに面した屋外にはテラス席を設け、街に新たな賑わいと憩いの場を提供するという。
同建物はみなとみらい線「日本大通り」駅4番出口に直結しており、待ち合わせや外出前の手土産購入など、周辺に住む人々や近隣のオフィスワーカー、このエリアをさまざまな目的で訪れる人々も気軽に立ち寄ることができるとのことだ。
開業後は同建物1~17階にあるサービスアパートメント(滞在型ホテル)「シタディーンハーバーフロント横浜」と各店舗との多様なコラボレーションを予定しており、同建物ならではのサービスを提供していくとしている。
■サービスアパートメント(滞在型ホテル)「シタディーンハーバーフロント横浜」
グローバルに展開されているサビスアパートメントブランド「シタディーン」。スタジオから2ベッド、キッチン付きの客室までを用意し、短期・長期滞在ともに、快適に過ごすことができる。
■パティスリー「Strasbourg(ストラスブール)」
「もう一度食べたくなる」心に残るお菓子を作ることをポリシーとした横浜発祥のパティスリー。妥協なく選ばれた素材を使い、手作りされたこだわりの味を楽しめる。
■喫茶「珈琲館」
「一杯のコーヒーに心をこめて。」をポリシーとして、オーダーを受けてから一杯ずつ丁寧に淹れる本格派の珈琲を提供する、50年以上もの歴史を持つ老舗喫茶店。
同建物は、「“都市と自然が融合し、日本と海外の歴史的文化が交わる街”での『活動と休息』」をコンセプトに、日本大通り駅に直結し、ホテルと店舗を有する施設。
神奈川県庁をはじめとする官公庁や横浜スタジアム、大さん橋、山下公園、横浜中華街など人気の観光名所も徒歩圏内にあり、ビジネス・観光の拠点として利便性に富んでいるという。
かつて横浜電話交換局があり、NTTグループとして歴史的にゆかりのあるこの地に滞在型ホテル、パティスリー、喫茶という新たな賑わいと憩いの場を提供することで、人と人との繋がりを創出し、関内エリアの街づくりに貢献していくとしている。
■施設概要
所在地:神奈川県横浜市中区日本大通5番2
敷地面積:1,593.17㎡
延床面積:約13,800㎡
構造形式:鉄筋コンクリート造一部鉄骨造
規 模:地上17階、地下2階
建物高さ:約60m
用 途:ホテル・店舗
駐車場:52台
着 工:2020年3月
竣 工:2023年3月
開 業:2023年6月14日
事業主:NTT 都市開発
設計・施工:大成建設
ホテル経営:UD ホスピタリティマネジメント(NTT 都市開発グループ企業)
ホテル運営:The Ascott Limited(アスコット)
ホテル施設:客室(242室)、会議室、ジム、ラウンジ、コインランドリー
ホテル内装・デザイン監修:日建スペースデザイン