東京電力エナジーパートナー、規制料金について6月1日から平均15.90%の値上げを実施

東京電力 TEPCO

東京電力エナジーパートナー(以下、東電EP)は、ユーザーへの安定的な電力供給を継続するため、規制料金の値上げを経済産業大臣へ申請(2023年1月23日発表済み)。その後、経済産業省の料金制度専門会合での審議や、公聴会における国民のからの意見聴取等を経て、経済産業大臣から受領した申請原価の修正指示に基づき、経済産業大臣へ補正認可申請をしたという(2023年5月16日発表)。

今回、経済産業大臣より規制料金値上げの認可を受けたと発表。

今回の認可に基づき、規制料金については2023年6月1日から、平均15.90%の値上げを実施するとのことだ。

また、低圧自由料金についても、2023年7月1日から規制料金の認可を踏まえた見直しをするという(2023年5月16日発表済み)。

東電EPは、電気料金見直しに関する内容を記載したダイレクトメール等を、東電EPと契約中の顧客へ2023年6月8日から順次発送するとしている。

また、5月19日より、東電EPホームページの専用サイトで、具体的な電気料金への影響額を試算できるように。なお、問い合わせ専用ダイヤルも設置しているとのことだ。

東京電力グループは、引き続き徹底した経営効率化に取り組み、電力を安定的に届けるとともに、省エネ機器の導入サポート等、ユーザーの負担軽減に向けた取り組みを推進していくとしている。

また、今後も、事業や電気料金の仕組みなどを積極的に発信し、事業者としての説明責任を果たしていくとのことだ。

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